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2015/5/27 スニーカー知り初めし頃

大学生の時だった。
友だちのSとこんな会話をしたのを覚えている。
S「スニーカーって知ってる?」
僕「なにそれ?」
S「リーガルで売ってる靴でテニスシューズともバッシュとも違うねん。」

   


初めて聞いたスニーカーという響き。
しばらく僕はリーガルの商品名だと思っていた。
きょう元町のリーガルショップのショーウインドウでほぼ40年ぶりに “スニーカー” を見た。
そう、僕は写真のこのモデルを買ったのだ。
当時でいえば最先端だったと思う。
でも決してオシャレじゃなかった。
当時の例に漏れずずううううーと履きっぱなしで布製の靴は1年でズタボロになった。


メモ:映画「百日紅」@リーブル神戸 杏の声は耳に心地いい ぞくっとする場面もあり 
   ランスタ神戸 場所を勘違い みなとの森公園 松本と合流 ウッドチップ
   神戸大橋 高架下の居酒屋 ヒロのいない夜 鞆の浦へ小旅行

 

どうってことねえ暮らしだけど、けっこう楽しくやってる。
   


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2014/5/27 て! 

て! 右膝の半月板、あるいはその周辺が痛む。
ここ数日、走ってないのに…。
関節の稼働部分の痛みではなく、どちらかというと膝をぶつけたような打撲系の痛み。
でも、ぶつけた記憶はないし内出血してるふうでもない。
ちょっと熱をもってるようだ。
まさか痛風系? 
まさか…。

 

MEMO 班会〜デスク 長い一日 サッカー ギプロス戦のギプロスに戦いぶりに感動 会社をやめていく男と挨拶 好きに生きればいいと思う 
    サラリーマンって本来そんなに魅力的な職業じゃないはずだったのに現状の世界が過大に価値をもっている
    やりたいようにやる それが当たり前の世の中ならいい マイノリティーの拳 夫婦脳 

 

勤め人に何の魅力も感じてなかった頃。
左が23歳@カラチ パキスタン 右が35歳@オルヴィエート イタリア 気持ちよさそうに眠っている。
  

 

マイノリティーの拳

マイノリティーの拳

夫婦脳―夫心と妻心は、なぜこうも相容れないのか (新潮文庫)

夫婦脳―夫心と妻心は、なぜこうも相容れないのか (新潮文庫)

2013/5/27 梅雨入り迫る

晴れマークが一週間ほど続いた。
一転、今日は厚い雲の下。
午前中に、九州、四国、中国地方の梅雨入りを宣言した。
去年、近畿地方が梅雨入りしたのは6月8日、一昨年(2011年)は5月26日だった。 
順番なら今年は早い年だ。


朝、ロードバイクで10キロほど走った。
きのうまでのブルーとグリーンの風景が画像処理アプリで色を抜かれたようだ。 

  

 

梅雨入り間近、そんな季節に咲く花は…海辺のセンダンです。
  


タイサンボク(泰山木)の大きな花です。
  


去年までばあばあ(義母)の市営住宅にあったアマリリス。
今年も咲いたよ。マンション修理のため、ベランダに出せないのが残念。
  


…今日の仕事はミニ番組の編集監修。
チェックは夜なので午後から散髪へ行く。
一ヶ月半に一度のペースかな。
1000円カットのQBハウス、1600円で洗髪&顔そりの理髪館、3900円の堂島の店。
なんとなくこれを巡回してる感じ。
今日は奮発して3900円の堂島へ行く。


事情があってキャッシュカードやクレジットカードが使えない。
PiTaPaもICOCAも持っていない。
しばらくは現金主義だ。
京橋までの回数券、大阪までの昼間割引回数券を買っておく。
散髪代を払ったら手持ちが3000円しかない。
コンビニのATMで引き出せばいいや、と油断していると悲惨な目に遭うぞ。


散髪を終え、アバンザ堂島でインディアンカレーを食べる。
淀屋橋まで歩いて「モール・ホソイ・コーヒー」へ行くが月曜が定休日。
店の入っている芝川ビルを見て驚く。
since1927 戦前に建てられた洋風建築らしい。
http://shibakawa-bld.net/


ついでに行きたかった自転車ショップ「ローロ サイクルワークス」へ行く。
途中、高麗橋で見つけた赤煉瓦ビル。
ロンドンの下町みたいな一角…電柱や電線が無ければいいのにな。
  


「ローロ サイクルワークス」は小径&折りたたみ自転車専門店。
先日、神戸のブロンプトン・ジャンクションで教えてもらった店だ。
ブロンプトン用の小さなフロントバッグが欲しい。
デジカメをポケットに入れて走りたくないし。
財布、iPhone、手帳、デジカメ、文庫本、が入るくらいの大きさです。
【犬印鞄製作所散歩鞄 12,115円】
  
ちと高い。二の足を踏んでしまう価格。


高麗橋から天神橋を渡り「喫茶星霜」へ行く。
自宅でも飲んでいるお気に入りの星霜ブレンドB、お店でちゃんと淹れるとさらに美味しい。
セルジオにメールして木下酒店で合流する。
そろそろ現金が底をつく。
今日はセルジオにご馳走してもらう。


ようやく編集チェック。
30分ほどアドバイスして終了。
仕事は速いほうがいいのです。

2012/5/27 天日干し

日曜日の昼下がり。
西宮 香櫨園浜でキャンプで使ったテントを天日干しする。
いつもは静かな浜に家族連れや女子大生のグループが嬌声を上げる。
海にはウインドサーフィンやヨットの帆がいくつも浮かぶ。
これが2012年初夏のニッポンの風景。

 


湿ったテントの乾燥はちゃんとしておかないとカビの原因になる。
天気のいい日にトートバックに本とiPodと缶コーヒーを放り込み浜に出る。
最重要アイテムはキャンプと同じコールマンのチェア。
これさえあれば海辺がリビングになる。
低所得者の知恵でもある。
10年前、六甲の穂高湖にチェアを持って行ったことを思い出す。
写真:http://f.hatena.ne.jp/shioshiohida/20020509141436
  


こいつらも天日干し。
  


夏のような日。
海からの乾いた風を浴びていると、こんなに暇でいいのだろうか、

とさすがの僕も考えてしまいます。
もしかして、僕は、試されているかも知れない。


誰に?
何を?


「友よ 答えは風の中にある」 by Robert Allen Zimmerman

 

…オンデマンドでNHK『サラメシ』を見た。
旅行会社のベテラン社員で食べたものを22年も記録している人がいる。
その絵が実にカラフルで美味しそう。
デジカメで写真を撮るわけではなく記憶のみを頼りに描くのだそう。
食と記憶、添えてあるコメントが素晴らしい。
絵心ない芸人のぷよねこはデジカメで撮るしかない。
絵心のある人が心底羨ましい。
  


…女子バレー五輪出場!
僕がテレビで中継を見ていたらヒロが帰ってきて、ハラハラするから見たくない、と言う。
テレビを消してiMacで速報を追う。
前に世界選手権で銅メダルをとった時と同じように竹下の苦悩は深い。
2010/10/16 「竹下佳江の憂鬱」
http://d.hatena.ne.jp/shioshiohida/20101117/1289923543

2012/5/27 立山連峰とケロリン

朝のラジオで聞いた話。
東京都内の銭湯に描かれた絵といえば富士山だった。
いま、銭湯の背景画(ペンキ絵)を描く絵師が老齢化、需要がないので後継者もいない。
銭湯そのものも老朽化し、建て替えても新たにペンキ絵を描くすべがない。
そこで富山市が動いた。
市が費用を負担し、銭湯に富山の立山連峰を描いて観光PRしようという狙い。
(描く絵師は探せばいたんでしょうね)
これが迫力満点で好評だという話だ。
http://toyama-brand.jp/?tid=102949


そもそも東京の銭湯経営者は富山、新潟の北陸出身者が多い。
関西でも石川出身者が大半を占めていると聞いたことがある。
ラグビーの取材で撮影協力してもらった東大阪の花園温泉も石川出身者だった。



富山のこういうPR作戦はかつて成功をおさめた実績があるのだとか。
それが黄色いケロリンの風呂桶だ。
頭痛薬ケロリンの製造元である内外薬品は薬売りの富山の企業。
風呂桶が木製から合成樹脂に変わるころ、富山人脈で都内の銭湯にケロリン桶を置いてもらったのだという。
東京オリンピックの時代の話。
http://www.naigai-ph.co.jp/special/kerorin/yurai.html

 

…富山の観光PRはかくの如く頑張っている。
逆に大観光地の奈良市は情けないやら腹が立つやら。
こんなニュースが朝刊に載った。


『奈良観光、誤訳だらけ…外国語HP一時閉鎖 〜自動翻訳システム、確認怠り〜』
http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20120526-OYO1T00431.htm?from=top


1言語で150万円だった翻訳の外部委託をやめて、全部で35万円のインターネットを利用した自動翻訳システムに変え、
固有名詞の読み方もあらかじめ登録していなかったことからミスが続出。確認作業も怠っていたという。
例えば英語では、東大寺の大仏を、姓の「大仏おさらぎ」と認識して「Mr.Osaragi」と翻訳。
「仏ほとけの慈悲」は「仏」を略語と解釈して「French mercy(フランスの慈悲)」とした。
「平城京へ都が遷うつされた」との部分は、訳せなかった「遷」の字が英文に混じっていた。
誤訳は「数え切れないほど」あり、観光ガイドらから「とても外国人に見せられない」との苦情を数十件受けた協会は23日にHPを閉鎖。
                                              (読売新聞 2012/5/26)

無能な担当者の顔が目に浮かぶようだ。
いろんな理由で、頭の悪いこういう輩が間違って担当者になってバカなアイデアを推進すると周りはたまったもんじゃない。
下請け構造が進み、誰も批判できない。失敗すると知りつつ誰も止められない。(普通はどっかで安全弁が働くんだろうけどね)
「現在、更新前のHPを公開中だが、担当者は『自動翻訳で内容を更新するには単語登録しなければならない言葉が多過ぎる』と頭を抱えている」
勝手に頭かかえてろ、と思う。
このニュースを目にして無性に腹が立ってしようがない。
他人事に思えないからだ。
いま、番組作りの現場でも同じようなことが起こっている。

2011/5/27 “神の火”の代償

昨夜は、というか今朝は4時過ぎに寝た。
そもそも深夜だというのに大峰登山で撮ってきたビデオの編集を始めてしまったのがアウト。
まったく、困ったもんです。
山登りにビデオカメラなんか持っていくようになって明らかに負担増。
頼まれたわけじゃなし、好きでやってるので文句も言えない。


夜更かしすると体重は必ず増える。
夜食は何も口にしていないしお酒も飲んじゃいないのに1キロ増。
身体が防御体勢を敷いてエネルギーを消費しなくなるのだろうか。
ぐったりと疲れるのに体重は減らない。
ぐっすりと眠った時の方が減る。


雨で、それほど強くもなかったのだが、朝バイクを休止。
サボった身体に野菜を! 食卓にヘルシー朝食が登場する。
芋がゆと生春巻き。


…今月最後のニュースデスク当番。
交流戦はないけど阪神ナインの被災地訪問の素材を仙台から受ける作業あり。
(正確には受ける手配ですね)
3時前にサッカー日本代表に宇佐美が初選出、急きょリアクション取材に万博へ出動。
なんてやってると香川が福島の少年たちとサッカー教室なんてネタが飛び込む。
仕事はほぼ電話応対で済むので文庫本が進む。
読んでるのは佐藤友哉『デンデラ』、姥捨山に捨てられた老婆たちの話。
100歳のおばあに率いられた老婆集団が木槍だけを武器に恐ろしい羆と闘うのだ。
あり得ないシーンの連続だが、誰かが「すごいものを読んだ」との感想をアップしていた。
なるほど、確かにその通り、僕はいまスゴイものを読んでいるという実感有り。
かなりグロテスクだが…。

デンデラ (新潮文庫)

デンデラ (新潮文庫)


仙台からなかなか素材が届かないなあ。
結局、23時過ぎまでかかりました。
外は雨、fatfat氏が言うように梅雨入りして律儀に雨。


福島の小中学校の校庭で年間1ミリシーベルト以下を目指すと文科省発表。
当然の措置なのに抗議の声が大きくなるまで改めなかったのは何故かを考えてしまう。
これに付随して俳優の山本太郎がドラマ降板、所属事務所を辞めることになった。
石油利権というのはすごく分かりやすかったが原発マフィアの正体が今イチつかめない。
夕方のニュースで原発銀座である若狭湾の津波の歴史的検証をとりあげていた。
史料からは大津波が過去にあったことが読み取れる。
しかし、関電はその史料を信憑性がないと判断した。
正直、そういうことはどっちでもいいよと思う。
過去に一度もないようなことだって起こる可能性はあるのだ。
僕はもう原子力発電に関して事故対策うんぬんという視点で見ることが出来ない。
巨大地震に耐えようが、大津波対策をしようが、“神の火”の存在そのものを疑問視している。
その代償は回復不能なほど大きいのに、原発は不可避な選択だ、と誰かが世論を誘導する。
原発を止めれば、節電だ、計画停電だ、という脅し文句を僕は疑い、かつ嫌悪する。
我が家はエアコンはほとんど使わずに過ごしてきたがあえて反抗したいくらいだ。
次世代を生きる人たちに対して僕らは大きな失敗をおかしてしまった。
もういちど確認のためにコピペしておこう。


   繰り返しいうように、私は原子力テクノロジーに対しては何の遺恨もない。
   テクノロジーは価値中立的なものである。テクノロジーに良いも悪いもない。
   でも、愚鈍で邪悪な人間たちに原子力テクノロジーの操作を委ねることには反対する。
   そして、「愚鈍で邪悪な人間たち」というのは
   端的に「人間というもの」と言うのとほとんど同義なのである。
                     (内田樹の研究室 2011/5/8 より)

2009/5/27 阿蘇 仙酔峡と地獄温泉

    

今にも雨が降りそうな朝。
九州は午後から雨、山間部では雷をともなう強い雨となるでしょう。
雷注意報が九州全域に出ている。
テレビは絶望的な天気予報を告げる。
フェリーに乗った時の天気予報では数日は晴れか曇りだったのに…。
雨は覚悟していたし、一日くらいストームクルーザーを着て歩くのもいいな、と思っていた。
でも、雷は困る。
西宮でジョガーも落雷で亡くなってるし。
カミナリは僕らの登山にとって雷は最大の忌避事項だ。


朝食後、雨が降り出す。
ゆっくりしますか。


帰りのフェリーに乗る28日まで雨が続く予報。
また変わるかもしれないが
僕らが九州からいなくなると晴れマークが並んでいる。
スコット・フィッツフェラルドが『華麗なるギャツビー』の冒頭で書いている。
誰もが自分たちのように恵まれているのだとは思わないことだ、と。
かなり本来の意味とは違うけど、偉い作家がそう言うなら少しは慰めになる。


…10時にチェックアウト。
久住の牧ノ戸峠に向かう。
断続的に雨が強くなる。
牧ノ戸峠に到着、団体登山のパーティーがカラフルな雨着を着て集まっている。
雨を突いて登ろうというのだ。
「百名山を登る」というガイド付きのツアーなのだろう。
このくらいの雨なら登れないことないか、と思った瞬間、ゴロゴロゴロと雷鳴。
久住山断念。


牧ノ戸から瀬の本高原へ下りると集中豪雨。
大きな雨粒がアスファルトをたたく。
道の駅やパーキングエリアでも車から降りる気になれない。
やまなみハイウェイを南下する。


阿蘇の外輪山まで来ると小雨になる。
カルデラを望む展望所で休憩。
水田がカルデラいっぱいに広がっている。
あぜ道が幾何学模様を描く。
いいなあ。

  

…昼前に阿蘇の仙酔峡に到着。
ミヤマキリシマはつい一週間前に咲き終えた、という様子。
遅かったか。
でも、霧雨に煙る阿蘇の山々がいいじゃないですか。
切り立った尖峰(岩山)にガスが流れる。
中国の水墨画だ。
咲き残ったミヤマキリシマがわずかに色を添える。
いいじゃん、いいじゃんとヒロと互いに頷く。
小雨だし、ストームクルーザーを着て少し歩こう。


阿蘇最高峰の高岳に団体ツアー客が登っていく。
高岳山頂へ続く尾根にカラフルなパーティーがとりついている。
上りばかりの通称バカ尾根。
蟻の行列のようにゆっくりと登っていく。
前後にガイドつきの登山、雷は大丈夫なのだろうか。


バカ尾根の背後に鷲が峰が岩山が覆い被さるようにそびえる。
3人の登山者が下るところを望遠で撮影する。
レインウエアの色が赤青黄と信号なのが面白い。

  

ロープウェイに沿って遊歩道がある。
行けるところまで登ってみよう。
レトロなデザインのゴンドラ。
ロープウェイの骨董品でございます。

  


草木の生えないノーマンズランド。
阿蘇らしい火山地形を目と全身で味わう。
風が身体を揺らし、雨が皮膚を刺す。
この景観には荒天が似合う。
ロープウエイの火口駅まで行って下りはゴンドラで乗ろう。


火口東駅は強風に晒されていた。
トイレに行こうと駅に寄ると、強風で運転休止になるかも、と係員が言う。
今から出るのが最終になるかもとのこと。
あわててゴンドラに乗り込む。


…「織田瓜(おだか)」という茶屋で遅い昼食。
2時過ぎ、広い店内には僕ら以外に客がいない。
不安になったが、ざるうどん、肉そば、ともに美味しく当たりだった。


宿へ入る前に草千里あたりを偵察。
火口西駅周辺のミヤマキリシマが開花している。
遠くから見ても山がピンクに染まっている。
明日はこのあたりに来よう。


…今夜の宿は南阿蘇の『地獄温泉 清風荘』
山懐にひっそりとある秘湯の宿。
人気の温泉で湯治客や日帰り客で賑わう。
http://www.hikyou.jp/kumamoto/jigoku/seifuou.htm
http://jigoku-onsen.co.jp/


僕らは1泊2食で8550円の部屋。
明治に建てられた雰囲気のある木造建築。
六畳の和室には電気ごたつがある。
初夏の九州でこたつ…。
でも、十分にこたつが必要なほどの冷え込みだった。


宿には何カ所も風呂がある。
まず「元湯」に行く。
村の共同湯っぽい雰囲気。
木造の湯小屋で外気が入るのがいい。
湯は濁り湯でぬるめ。


ポスターにもなっている「すずめの湯」
内湯も露天もとにかく最高点でした。
外気の通る木造小屋、木の湯船、にごり湯でぬる湯。
僕の理想の湯のひとつでもある。
露天につかり阿蘇山麓の緑を感じる。
ゆっくりと浮き世とは別の時間が流れる。
雨はやまない。


夕食は『曲水庵』という土間のある大きな食事処で。
卓には炭火が熾きている。
串にさしたアマゴ、鴨肉、猪肉、うずら肉、里芋やたまねぎ、ピーマンなどの野菜を焼く。
にごり酒を飲みながら脂すたたる猪肉を食べる。
山賊になったような気分。
腹一杯になる。

   

2015/5/26 長堀橋でトリオ吞み

今日も青空真夏日。
朝、整体でストレッチの特別メニュー、しっかりと伸ばしました。
ストレッチするだけでも筋肉はかなり回復するのです。


きのう福井駅のスーパーで美味しそうな揚げを買った。
地元丸岡町の「竹田の油揚げ」10センチ角で300円だった。
レンジで1分チンして、フライパンでしっかり焼く。
厚揚げでもなく薄揚げでもない。
ほどよい軽さ。
表面がカリっとしてさくさく。
旨そうでしょ?
旨かったです。


次に白山方面を攻めるときには福井駅で必ず買おう。
http://www.taniguchiya.co.jp/about/index.html


   


映画を見たかったがグズグズしてたら時間が合わず。
見たいリストは… 「サンドラの週末」 マリオン・コティアールが見たい!
         「百日紅」     江戸アニメ 北斎の娘の声が杏
         「イタリアが呼んでいる」 イギリス中年男二人のイタリア旅行記
他には「国際市場で逢いましょう」「チャッピー」「駆込み女と駆出し男」「セッション」「私の少女」
この8作でせめて5作は観よう。


昨日の山登り、幸いにも一度の転倒もなかったがヒロの登山靴のソールが剥がれた。
予備の靴紐でしばって応急手当したが次に行く時までに張り替えないといけない。
さっそくIBS石井スポーツへ持って行く。
見積もりは12000〜18000円、期間はほぼ一ヶ月。
どうしてそんなに金と時間がかかるのだ?
今の世の中、古いモノを長く使うためのシステムがおざなりになっていると思う。
革の登山靴は新品を買えば40000円ほどかかる。
足に馴染んでるし今のを使い続けよう。


出社してもろもろの準備、手配作業。
アル中のY田が心配になり電話をすると警備員の仕事の明けだった。
5時半ころに木下酒店で待ち合わせる。
彼はすでにビールを飲んでいた。
奥に座りたいという。
目が少し変だ。
ビールを少し飲んだ程度の感じではない。
He looks so vain. うつろな目。
「こいつ夜勤明けなんで」と坐らせてもらう。
国民金融公庫のこと、住宅ローンのこと、柏原の実家と篠山の家とのこと、などなどを話す。
危ういなあ。
残りの人生のことを考える。
それでいいのか?


半時間で切り上げて心斎橋へ向かう。
ブルックリンパーラーで眼鏡堂氏と合流、シードルを飲む。
眼鏡堂も「杏のふむふむ」を読んだらしく、「杏はいい」と絶賛。
6時半、予約してくれてた日本酒の店「燗の美穂(かんのみほ)」へ行く。
店の前で編成Mと合流して3人で飲む。
アンティーク調の喫茶店を居抜きで使ってる.
ゆったりして居心地よし。

   


鴨ロース、卵の黄身の味噌漬け、野菜の天ぷらなど料理も酒も旨し。
店の雰囲気を写そうと自撮りするがぶれてました。
   


シメの鮎めし。
お焦げと苦みが絶品でした。
   


タクシーで新地方面に展開。
路地裏のカウンターでなぜかチューハイ(レモンサワー)。
無性にカレーうどんが食べたくなって「黒門さかえ」へ行く。
眼鏡堂氏と別れてMとさらにもう一軒、バーでラフロイグを飲む。
Y田と会って感情が揺れ動いたのかちょっと飲み過ぎ食べ過ぎ。
5月後半の減量作戦はまったく機能してない。
6月前半に持ち越し必至。

2014/5/26 じぇじえじえ

朝ドラ「花子とアン」をほぼ皆勤賞で見ている。
ヒロインの吉高由里子を毎日見とれている。
彼女は正統派の和美人だと思う。
姿形は福田某が演じる酔っぱらいのイメージとは大違い。
         


ふと思い出すと、去年の今頃は「あまちゃん」を見始めたばかりだった。
じぇじぇじぇ、を覚えた頃だ。
数年前のような気がする。
2013年は、じぇじえじえ、の年だったのだ。
「花子とアン」は甲州弁だ。
驚くときは、 て!  という。
ててて、とは言わない。


もうひとつ、「こびっと頑張れ」というふうに、こびっと、を多用する。
NHKが流行らせようとしてるのが見え見えなのであまり流行らない。
我が家ではけっこう使っている。

 

…今日、読了した本のことを少し書く。


内田樹 ・小田嶋隆・ 平川克美 「街場の五輪論」(朝日新聞出版)より


内田 オリンピック開催まであと七年しかないから、七年間でこのエリアを完全に除染してクリーンにするというのは不可能なわけですよ。
   だから、あと何年かしたら「もうオリンピックまで間がないが、除染はしきれない。だから、ここはひとつ区切って囲ってしまって、オフリミットということにしよう」と。
   そういう話になると思う。首都高を日本橋の上に通したときと同じ理屈だよ。「もう急がないと間に合わないから」というので、常識的な抵抗を切り捨てる。
   「そうしないと、オリンピックに間に合いません」という言い方をすれば国民は反対しないと思ってるんだ。
   「汚染地を捨てる」という政治決断をするためにも、オリンピック招致は追い風になった。だから官邸はオリンピック招致が決まって、あんなに喜んでいるんだよ。


平川 原発処理は、常にオリンピックの期日を基準にして動くと思うよ。
   家の掃除と同じでさ、もう時間がない、しょうがないから押し入れにゴミを突っこんで、それでお客さんをおもてなしする。
   福島はそういう世論形成になっていくと思うね。


小田嶋 片付けが苦手な人たちの中には、人を招かないと片づけられないという変なクセがあって、片付けるために人を呼ぶという本末転倒なことをやるわけですよ。
    オリンピックで期待してる効果って、それがあると思う。


内田 かなりあるね。


小田嶋 七年後にお客さんが来るから、見た目きれいに整えなきゃいけない。

                                        


…今日はニュースデスク。
雨で甲子園の阪神 ロッテ戦が明日へ延期となった。
あまり書くことが無いので今日読み終えた本の感想を少し。
これは僕が管理人をしている本のレビューのグループ「読書マラソン2014」に書いたものだ。


街場の五輪論

街場の五輪論


「なんとなく安倍政権発足以来、息苦しさを感じているなら、きっと溜飲が下がる。」
眼鏡堂氏がぜひ読んで欲しいとすすめていた。
オリンピックには少なからず思い入れがある。
読んでみようと図書館に予約しておいたがようやく順番が回ってきた。
スポーツ論ではなく現代の日本を論じている。
あっという間に付箋が沢山ついた。
それらをここに書き連ねるのは避けたい。
いま、読んでおいて良かったと思う。


誰もが知っていることだが、オリンピックは美名の影で腐敗している。
でも、オリンピックなんてやめよう、とは誰も言わない。
大義が立派すぎるから反対できないのだ。
ここが一番恐ろしい。
震災の直後も復興とか絆とかの大義には当然ながら誰も反対出来なかった。


この本にはとりたてて新しい見解や直面する問題のソリューションが述べられているわけではない。
そうじゃないかな、と僕らがおぼろげに思っていたことを、
3人の論客があの手この手で補強してくれるという感じ。
でも、確かに溜飲を下げた
そもそも僕は彼らの側の人間なのだ。
ひとつだけ巻末に平川克美が書いていることを紹介する。


  よほどのことがない限り、オリンピックは実施されることとなる。
  お前たちのやっていることは、負け犬の遠吠えであり、
  無駄骨だと言われるかもしれない。
  それでも、遠吠えする意義はある。
  このような圧倒的なオリンピック翼賛の空気のなかでも、
  反対する意見はあったのだということ、
  すくなくとも、この頃までは、まだこういう意見を
  自由に発表できたのだということだけは、記録に残せる。


炭鉱のカナリアを見殺しにしてはならない。
3年後、5年後、これが杞憂にすぎないことを願う。


さて、もっと狭義でマニアックにオリンピックを語ろう。


僕にとって外国で開催されてこそオリンピックなのだ。
日本のオリンピックは僕の中での格は一段落ちる。
かつて開かれた街ならアントワープやリレハンメルやヘルシンキ。
大国ではなく小国がいい。
時差もあった方がいい。
競技は日本時間の早朝とか深夜とかに行われる。
衛星放送の音声がとぎれとぎれで、そこから聞いたことのない国の、
アナウンサーが噛みそうになる奇妙な名前の選手たちがコールされる。
アマチュア時代のオリンピックがいい。
僕にとってオリンピックはナショナリズムの発露の場ではなく、
「街場の…」にも書いてあったが、コスモポリタンな世界への扉だった。
愛知県の片田舎に住んでいた幼い頃の僕はひととき世界市民になれた。


チュニジア、トリニダート・トバコ、レバノン、エチオピア…。
オリンピックで初めて知った国も少なくない。
マモー・ウォルデ、モハメド・ガムーディ、ローランド・マッテス、
ピルミン・ツルブリッケン、アンネマリー・プレル、ネイリー・キム、
エカテリーナ・サボー、トリクシー・シューバ、ラッセ・ビレン…。
声に出してアナウンスしたい異国の名選手たち。
頑迷なオリンピック原理主義者の僕にとって、
1976年のモントリオールまでがオリンピックなのだ。

2013/5/26 同じ時代に

ほんの1年と2ヶ月前、二人は同じ場所に立っていた。


同じアングルで狙ったけど少しズレていた。
シャッタータイミングが遅いのはランナーがいたせいだろうか。
2塁ランナーは翔先輩。
日本のプロ野球選手も大型化したなあ。
甲子園が狭く見える。

  


甲子園初対決、最初の対決は大谷のホームランだった。
  


…今日も暑い。
暑いけど湿度が低いので不快ではない。
午後から甲子園、ダイエーの駐輪場にGiant を置く。
甲子園はことし最多の46512人。
  


お目当ては10代のスタメン二人。
  


初回、阪神が武田勝から連打で6点。
右狙い、ヒットはすべてライト大谷が処理。
守備でも大谷は雰囲気を持ってる。
腕がしなるスローイングに期待感がある。
マートンが吉竹コーチの制止を完ムシして突入もセーフになる。
3塁コーチの立場無いよなあ。


ライトスタンドと大谷、引き(ワイド)で見る楽しみは現場ならでは。
  


7回1失点で4勝目をあげた藤浪。
翔先輩と大谷にはかなり力が入ってました。
  


大谷は対藤浪3打数2安打、2安打はいずれも2塁打。
セカンドはツヨシ先輩っす。
  

 

…世界に冠たるドイツ、ヨーロッパでの大一番を録画で見る。
両チームのGKが圧巻でした。
ウエンブリーの雰囲気がいい。
あれこそが世界標準か。


…オンデマンドで「あまちゃん」と「爆モン」を見る。
「バクモン」は大阪万博がテーマでした。
エキスポ70 は僕にとって世界の全てであり、あれこそが未来でした。
当時の千里丘陵に出現した未来都市はディズニーランドなんて比べものにならないくらいの衝撃でした。
あの建物をすべて壊してしまうのだと知った時のショックも大きかった。
  


番組で知って驚いた。
あの太陽の塔が誰かが岡本太郎に発注したものではなかったらしい。
展示内容のプロデュースに関わっていた岡本太郎が作ってしまった。


  事務局 展示館の展示物をよろしくと依頼
  太郎  勝手に超絶巨大な建造物提案
  事務局 あまりの想定外の規模にあ然 、でもまぁいいかってなって 出来たのが 太陽の塔


  
誰もストップ出来なかったのだ。
そのくらいパワーがあった。
凄い!
1970年っていい時代だったのかなあ。


でも、太陽の塔って近くで見ると圧倒されますよね。
  


大阪駅の正面に太陽の塔があったら大阪のシンボルになるのになあ。
グランフロントとか、あんな当たり障りのないデザインのビルばかりが増える。
大滝秀治じゃないけど、おまえはつまらん! です。
 

  


万博の写真を見ながらスガシカオのあの歌が聞こえてくるのだ。


   ♪ あの頃の未来に、僕らは立っているのかな


僕らはきっとどこかで道を間違えたのだ。

2012/5/26 そうだ、浪曲行こう!

ほぼ2ヶ月のブランク、久々に浪曲を聴いてきました。
浪曲錬声会 第2部 @国立文楽劇場小ホール
4人とも素晴らしかった。

  


思えば僕が浪曲ファンになったのは去年の錬声会を見たのがきっかけだった。
http://d.hatena.ne.jp/shioshiohida/20110529/1306648142


   真山隼人/オペレーター 真山幸美
   『嗚呼吉田松陰』


   春野美恵子/曲師 虹 友美
   『両国夫婦花火』
 

   幸いってん/曲師 沢村さくら
  「寛永三馬術」より『大井川乗り切り』
 

   三原佐知子/曲師 岡本貞子
  『亀甲組』


『嗚呼吉田松陰』
17歳の高校生浪曲師 真山隼人くんを聴くのは3度目。
前の2回はいずれも『俵星玄蕃 たわらぼしげんば』だった。
幕末もの。『嗚呼吉田松陰』、これを聴きたかった。
♪文明開化 ニッポンの 夜明けを ひたすら 信じつつ
 殉を覚悟の 長州桜 ときは移れど その名は いまも
 しょういん よしだ とらあじろう!
演歌浪曲の真山流を堪能する。
吉田松陰の屍を門弟が拾うシーンで真山隼人はマジ泣きする。
目元を真っ赤にして「松陰先生!」と嗚咽する。
吉田松陰を師と仰ぐビビる大木に是非とも聴かせたい。
若い! 
気持ちの入った語りでした。
♪ しょういん よーしーだぁ とらーじろう
もちろん技量はまだ未熟なとこもあるけど、その情熱に拍手を送る。


参考までに初代真山一郎の録音です。
http://www.youtube.com/watch?v=OGMQUgzlkQ0


『両国夫婦花火』
春野美恵子さんを聴くのも3回目か。
前の2回は忠臣蔵の外伝ものだった。
これは江戸人情もの。
江戸時代における両国花火とはいかなるものだったのかを知る。
両国橋をはさんで川上に「かぎや」、川下に「たまや」という花火問屋が覇を競った。
この外題は「かぎや」の跡取り息子の話。
もちろん「たまや」の主人も粋な計らいをする。
浪曲は勉強になるなあ。
娯楽の少ない江戸時代、花火というビジュアルショーの人気は凄まじかっただろう。
春野美恵子さんは50くらいだろうか。
もともとは民謡を趣味で歌っていた人らしい。
だから節には艶がある。
2月のチャリティーステージでは江州音頭を見事に歌っていた。


「寛永三馬術」より『大井川乗り切り』
贔屓の浪曲師 幸いってんさん。
聴くのは5度目だろうか。
今回は2部構成で一日に二度の公演、体力は順調に回復しているのだろう。
いってんさんは白血病で2度の移植手術を受けているのだ。
ユーモラスな演目「寛永三馬術」、『大井川乗り切り』を聴くのは2度目だ。
馬で大井川を渡りスペクタクルな描写は何度聴いても胸躍る。
三味線曲師は沢村さくらさん。
いってんさんにはもれなくさくらさんがついてくるのも楽しみだ。

 

『亀甲組』
ど迫力の三原佐知子師匠です。
「極道の女たち」の岩下志摩なんてふるえあがるくらいドスの効いた啖呵。
とても八十前とは思えません。
普段はリクエストもあり得意の“母もの”を中心に聴かせる師匠だが任侠やくざもの『亀甲組』に挑む。
この歳になっても毎日が勉強ですと
国鉄関西本線の工事に携わった伊賀上野の亀甲組の話。
かの真山一郎も『亀甲組 涙の関西鉄道』という外題で演歌浪曲にしているそうです。
三原佐知子師匠は最近は浪曲師だった叔父さんの外題に挑んでいるそうです。
女流浪曲といえば真っ先に母ものがでしょうが、この師匠には任侠ものが合っているように思います。


客の入りは6割から7割に満たないくらいでしょうか。
2000円(会員1600円)と決して高くないのになあ。
ざっと見渡しても僕が最年少だったような。
僕のようなビギナーでさえこの素晴らしい演芸をもっと聴いて欲しいと思う。


日本橋から道頓堀へ。
松竹座では団菊祭、明日が千秋楽。
幕見へ行こうと思ったがさすがに完売でした。
   

 

ばあばあの見舞いに行く途中、江戸堀の大阪教会に寄る。
これもウイリアム・メレル・ヴォーリズの作品。
焼きすぎ煉瓦を使ったロマネスク様式で、1922年(大正11年)に建てられた。
90年の歴史が実に渋い色合いを出す。


日本向けに構造はアレンジしているが東洋にアメリカ郊外の原風景を作り出す。
それが僕が勝手に思うヴォーリズ建築だ。


大阪教会のすぐ近くにある愛想のないビル。
悪名高き(?)全国高等学校野球連盟の本部です。


川の向こうにばあばあが入院している住友病院が見える。


ヒロと合流して『土山人』で蕎麦を食べて帰る。
ちょっとしたことに怒りっぽくなっていく。
ヘタになぐさめたりすると裏目に出るのでだまっている。
ばあばあが入院してから一度もプールへ行ってない。
気晴らしにどこかへ出かけようと誘ってもそんな気になれないという。
時間がないとか身体がキツイのではない。
先が見えないので精神的に行き詰まっているのだ。
今のところ僕が手伝えることはそれほどない。


ここ数日は快晴の予報なのに午後からは雲が厚くなる。
そろそろ梅雨入りなのかも?
去年は例年より早い今日26日が近畿地方の梅雨入りだった。
週刊天気には晴れマークが並んでたのに突然消えた。
明日そうなっても落ち込まないように覚悟しておこう。

2011/5/26 近畿も梅雨入り

昨夜は両太ももに4枚、ふくらはぎに2枚、足裏にそれぞれ2枚、湿布をして寝た。
今朝は二人とも筋肉がかちんこちんのロボット状態で当然のように寝坊する。
決してハードではないルート、でも15キロ超のザックと長時間歩いたダメージは大きい。
なんたって小屋泊まりは2008年8月以来、およそ3年ぶりだもんな。
トイレが洋式で良かった。


…今にも雨が降り出しそうな空模様。
自転車(通勤用の実用車)を保管所へ引き取りに二人で出かける。
阪神電車久寿川駅で下車、甲子園のひとつ手前の駅です。
西宮駅前で収容された自転車は第2保管所にあると案内板に記されている。
第2保管所へ行く。
収容エリアを申告すると愛想のいい兄ちゃんとオジサンが二人で案内してくれる。
2台の我が子、我が自転車はすぐに見つかる。
駐輪した時、2台をロックで結びつけておいたのだが、そのままだった。
ヒロの傘も自転車のホルダーについたままだった。
移動保管料1800円×2のチケットを自販機で購入。
きわめて事務的に、かつ友好的に受け渡しは進む。
ヒロはもっと高圧的で、叱られるのかなと思っていたらしい。
実は僕は3回目なので、こんな感じだと知ってました。
(すべて別の自転車、1台に1回は当局の手入れに遭遇する)
でも、さんざん文句を言う輩もいるのだろうな、と思う。
放置自転車を引き取りに行くという行為は何かに似ている。
いつもは降りない駅、負い目、平日の昼間に夫婦で出かける。
悪さをして補導された息子を保護者が迎えに行くのはこんな感じなのだろうか。
(このケース、悪いのは駐輪台をケチった僕らで自転車は悪くないのだけど)
自転車で走り始めると雨が降り出した。
二人で3600円あったら『黄老』であれも食べられたこれも食べられたと愚痴りながら帰る。


…阪神西宮駅のショップングエリアは『エビスタ』という。
エビは西宮恵比寿神社から来ているネーミングですね。
自宅へ帰る途中、エビスタへ寄り諸々の所用を済ませる。
まずは眼鏡のミキ。
山小屋で足で踏んづけて壊した花粉防止ゴーグルを買い換えレンズをセットしてもらう。
(楽しい山登りだったけど、自転車やゴーグル、それなりに代償は払ったのだ)
ついでに仕事用の遠近両用のレンズを注文する。
遠くが見難くなってきているのだ。
じわじわと身体機能が失われていくのを実感する。
ついでにエビスタカードなるものを作る。
同じエビスタにあるブックファーストで本を購入。
珍しく格闘技雑誌『GONG』、木村政彦のドキュメントが最終回なのだ。
(このゴングって雑誌、毎月のように買ってたのは中学生の頃だった)
あれはシドニー五輪のころだったか。
毎日放送が開局記念特番で木村政彦のドキュメンタリーを放送した。
たまたま五輪関係の編集スタジオで見てすごく面白かった記憶がある。
You-Tubeにアップされている。
http://www.youtube.com/playlist?p=PLC159545D7258403C

いつか全編通して見たい。
いつなんだ?


『ある小さなスズメの記録』(クレア・キップス)
よくわからないが梨木香歩さんの訳だったので購入。
こういう本は休日の昼下がりにいっき読みすべきだろうな。
なーんて言ってると積ん読必至だ。

ある小さなスズメの記録 人を慰め、愛し、叱った、誇り高きクラレンスの生涯

ある小さなスズメの記録 人を慰め、愛し、叱った、誇り高きクラレンスの生涯


…本読み系ブログで誰かが益田ミリという人の書いた本を紹介していた。
http://d.hatena.ne.jp/fujipon/20110526
益田ミリ? どこかで聞いたことがあるような…。
そうだ! 「本よみうり堂」の書評コラムで田辺聖子のエッセイを紹介してた人だ。
http://d.hatena.ne.jp/shioshiohida/20110422/1303458055
ブログに紹介されてたのは『47都道府県 女ひとりで行ってみよう』(幻冬舎文庫)
脱力感がなんだか面白そう。

47都道府県女ひとりで行ってみよう (幻冬舎文庫)

47都道府県女ひとりで行ってみよう (幻冬舎文庫)


amazonで益田ミリを検索すると文庫本が安い。
何冊かバスケットに放り込んでクリックしてしまう。
それでも送料込みで1000円いかない。
トイレ本(失礼!)にいいかも。
五十嵐大介『カボチャの冒険』も100回くらい読んで飽きてきたし。
でも、このコミック大好きです。
カボチャが愛おしい。
カボチャの冒険 (バンブー・コミックス)

カボチャの冒険 (バンブー・コミックス)


さあ、寝るか、と思ったころにヒロが、動画の編集できた? と問う。
いかん、もう24時、今から編集なんて始めたら寝られなくなる、ダメだ、ダメ。
そう思いつつ、気がつけば編集を始めていて、気がつけば風呂も入らず3時過ぎ。
だからダメだって言ったじゃないか。
すでにヒロは寝息をたてて(少しイビキも)眠りこけていた。


で、本日、わが近畿地方も梅雨入りした模様。
5月26日、観測史上2番目の早さだとか。

2010/5/26 北海道日和

ロードバイクGiantで1時間ほど湾岸を走る。
雲がいい表情をしている。
雲間に青がのぞく。
冷涼な空気が“北”を感じさせる。
いつもの景色が輪郭くっきりと見違えて見える。
こんな日が年に何度かある。
今日は北海道日和。



ある人のブログで紹介されていたマーク・ノップラーのアルバムをDLする。
Kill to get crimson というアルバムまるごとで1500円也。
どの曲もいい。
紹介してくれた人が、しなやかで強く渋い、と評している。
これが北海道っぽい今日の海山風景にハマる。

Kill to Get Crimson

Kill to Get Crimson


オフィシャルWEBページで試聴出来ます。
http://www.markknopfler.com/music/discography/cd/mk_SoloDetails.aspx?cat=Solo&albumId=cebb6fa3-0a2d-4b34-a305-6e98b86b2110


http://itunes.apple.com/jp/album/kill-to-get-crimson/id262525087


…自転車熱に浮かれて大阪市内のY’sRoad(ワイズロード)へ行く。
ズラリと展示されているデ・ローサやコルナゴやピナレッロのロードバイクの数々。
うーむ、どれもカーボンやアルミフレーム、クロモリがない。
やっぱり僕はクロモリが好きだと再確認。


部品を見る。
Knog (ノグ)というオーストラリアのブランドのLEDライトを購入。
デザインが洒落ている。
http://www.diatechproducts.com/knog/beetle.html
いつかヴィゴーレが完成したらここに来ていろいろと買い揃えたい。


天気は不安定、突然の雨。
『ばん珈琲店』でコーヒーゼリーが食べたい。
http://ban-coffee-ten.blog.so-net.ne.jp/2010-05-24
森ノ宮の店の前に行くとピロティホールでのイベントが終わったばかりのタイミング。
おばちゃん集団がどっと店に入っていった。
この店のコーヒーは美味しい。
でも、500円以上する。
静かな店であればそれだけ払う価値はある。
話し声が響き渡っている『ばん』は価値が半減してしまう。
今日は敬遠。


雨上がりの大阪城公園を歩く。
『ラジ朗』を起動させ歩きながらTBSラジオを聞く。
デイキャッチ「メキキの聞き耳」に眼鏡堂さんが出演。
復活したレッドソックス松坂について語る。
http://podcast.tbsradio.jp/dc/files/mekiki20100526.mp3


大阪城公園の緑がしたたるように美しい。
堀の外周にはジョギングコースが距離別に整備されている。
単調な皇居外周より変化に富んでいる。
いつか京橋のランステを利用してこのコースを走りたい。
  

  
  

 

局に立ち寄り6月の勤務表を確認。
そこそこ忙しい月になりそうな気配。
若手記者に松坂の投球や城島のマリナーズでの評価の話をする。
さっきラジオで聞いたばかりのまるまる受け売り。
メジャーではさあ、先発投手の地位が高いんだよね、なーんて。


交流戦、阪神vs西武が始まる。
西武の先発マウンドに石井カズ!
遠征はしないと聞いていた。
甲子園に石井の姿は珍しい。
Twitterでつぶやくと反応あり。


夜は眼鏡堂氏と軽く飲み。
「よしむら」に電話するとお休みとのこと。
(30日までお休みさせていただきます)
留守電の奥さんの声がどこか嬉しそう。
旅に出ているのだな。


で、谷五の隠れ家酒場『かむなび』へ行く。
眼鏡堂氏は宮城は塩釜の『阿部勘(あべかん)』、僕は地元西宮の『白鷹』を飲む。
明日の松竹座に向け予習、『勧進帳』の台本を借りる。

2009/5/26 由布岳と壁湯温泉

   


船室の明かりがついた。
枕元の腕時計を見ると5時半。
顔を洗いデッキに出るとフェリーは穏やかな海を悠々と進んでいる。
うっすらと雲がかかる。
天気予報は晴れ、朝の曇りは晴れるという。
進行方向の左側に細長い島影が見える。
佐田岬半島だ。


…午前7時、「さんふらわあぱーる」は大分港に着岸、下船する。
レンタカー屋の営業開始が8時なのでしばし待合室で時間をつぶす。
ヒロは読書、吉田修一の『悪人』という本を読んでいる。
フェリーの船内からコンテナを下ろす作業が見える。
頭だけのトレーラーが船内に入ってはコンテナを引っ張って出てくる。
コンテナをヤードに並べて、また船内に入っていく。
その繰り返し。
コンテナをつけていない頭でっかちの姿がスターウォーズのR2D2を思わせる。
働き者のロボット。


トヨタレンタカーでベルタを借りる。
別大マラソンのコースを走り別府へ、市街地を通りぬけ峠越えで由布岳登山口。
豊後富士の別名があるが、由布岳はトロイデ(鐘状火山)だ。
釣鐘型にそびえたっている。
本家の富士山はコニーデ(成層火山)だ。
身支度をして、午前9時30分に登り始める。

   

草原を歩き、樹林帯へ入る。
涼しくて気持ちがいい。
途中でザックに初心者マーク(若葉マーク)をつけた老夫婦を抜く。
若葉マークをつけてはいるが年期の入ったザック、爺さんはかなりの熟達者と見た。
40分ほどで合野越という鞍部に出る。
タニウツギが咲いている。
「夏は来ぬ」の歌詞に出てくる卯の花である。


ここから頂上直下のマタエという箇所まで1時間のコースタイム。
休憩せずに登り始める。
樹林帯のゆるやかな傾斜の登山道をジグザグに登っていく。
やがて展望のある道、湯布院の町が眼下に広がる。
登山道の脇にミヤマキリシマが咲いている。
やがて、ゆるやかな登りから急登になる。
1時間過ぎたのにマタエが見えない。
マタエはまだか。


だんだんと腹が立ってくる。
怒りながら山を登る。
登りがキツいのとコースタイムに遅れをとっている焦りのせいか。
それともフェリーでの睡眠が浅かったのか。
いつのまにか堪え性のない老人になってしまった。
仕事もしないで好きに暮らしているからだろうか。
我慢する力が失われているのだろうか。
そういえば子供の頃、近所に怒りっぽい老人がいたなあ、と思い出す。
いつも不機嫌で弱い子供を怒鳴り散らすような。
今の年齢になってその老人の気持ちが少し分かるような気がする。
でも、それは日記を書いてる時点でのこと。
僕は由布岳を怒りながら登っていた。

清志郎の『トランジスタラジオ』の歌詞を変えてヒロが歌う。
♪ 怒りながら山を登っていたら 口がとんがっちまったあ
 イライラしてばかりいたら 目が三角になっちまったあ


コースタイムより30分ほどビハインドで頂上直下のマタエに到着。
眺めのいい場所。
なぜマタエというか?
由布岳は双耳峰なのだ。
その中間にあるからマタエ。
双耳峰(そうじほう)とは頂上が二つある山。
とんがったロバの耳のように、あるいは悪魔の耳のように。
実に面倒な山でもある。
どちらも登らなければいけない。
手間のかかる山である。
麓から眺めるにはなかなかいいんですけどね。


双耳峰で一番有名なのは北アルプスの鹿島槍だろうか。
ここは南峰と北峰がある。
あの悪魔の山として有名な谷川岳も双耳峰だった。
トマの耳とオキの耳という二つのピークがある。
耳というのですね。

   
 

由布岳には西峰と東峰がある。
標高はほぼ同じ、一等三角点は西峰にある。
険しいのは西峰で岩が切り立っている。
まずは険しい方から攻める。
いきなりの鎖場。
ちょっとしたフリークライミングだ。
途中、岩壁をトラバースする箇所がある。
ヒロはトラバースが苦手、びびりながら通過する。
(トラバースとは横移動のこと)
30分弱で登頂。
ピーク付近はミヤマキリシマが咲いている。
誰もいないので昼食。
コンビニおにぎりを2つ食べる。

  


来た道を下り、再びマタエ。
東峰に登る。
こちらはジグザグの急登だ。
15分ほどで登頂。
頂上付近にミヤマキリシマの群落。
記念写真を撮って下山する。


同じ道を下る。
1時間ほどで合野越に到着。
ここから来た道ではなく稲盛ケ城1067mという草地の山を経由する道をとる。
風の吹く草地を登る。
気持ちがいい。
稲盛ケ城の頂はちょっとした広場になっている。
眺めは最高。
南側には緑の丘陵、スコットランドのようなランドスケープだ。
あるいは道東や礼文島を思わせる風景。
由布岳はここに登れば十分だなあ、と思う。
実に気持ちのいい場所だ。
登山口から1時間もあればこの場所に来られる。
眺めのいい草原でのんびり1時間ほど過ごせばいい。
ペニー・ウィッスルで『Down by the Sally Garden』を吹く。
うまく吹けたね、ヒロが初めて誉めてくれた。


駐車場に戻る。
9時半に出発して4時に戻る。
休憩時間を合わせて6時間半の山登りだ。


湯布院のローソンで冷凍ミカンとレモン味のみぞれアイスを買う。
冷甘酸を乾いた喉と身体が欲していた。
冷たくて、甘くて、酸っぱい味を堪能する。


…宿は壁湯温泉『福本屋』です。
3年前の4月、世界クロカンの仕事で福岡に滞在したあとにヒロを呼び泊まった。
今回は「朝日旅行会 日本秘湯を守る会」のスタンプが貯まったので一名分無料。

http://www.kabeyu.jp/index.html

町田川沿いに岩をくり抜いた露天風呂がある。
足もとから湯が沸く。
38度くらいのぬる湯だ。
前回はのべ3時間くらい浸かっていたと日記にある。
今回は他に客もなく大きな露天を独占。
川沿いの木々は若葉緑、初夏の風を肌に感じながら湯浴みする。


宿の仲居さんが僕らのことを憶えていた。
え? 3年前に一泊しただけですよ。
聞くと、ヒロがその仲居さんの友人に瓜二つだそうな。
それを聞いて僕らも思い出した。
どこかの宿でそんな話をされたなあ、と記憶にあったがこの宿だったんだ。
でも、その仲居さんは60台後半、ヒロは複雑に違いない。


お食事処で夕食。
前回は板の間に座布団で座る形式だったが、今回は低いベンチが用意されている。
年配者の客が多く、膝痛で正座出来ない人のためらしい。
ヒロも正座が苦手なのでこれは大歓迎。
木のベンチに座ると卓が低い。
中途半端な姿勢になる。
なんだかキャンプの食事みたいだ。


明日の天気予報を知って落胆。
雨、ときおり強くなり雷を伴うという。
大分県に雷注意報が出る。
週間天気予報はあてにならない。
雨や霧に煙る阿蘇や久住の山岳風景は悪くない。
雨は覚悟していた、いや期待してもいた。
でも、雷は駄目。
一昨日の雷がジョガーが直撃した。 
昔は梅雨入り前のこの季節に雷はあまりなかった記憶がある。
雷鳴とともに梅雨明け、が常道だったが。