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2009/5/17 何だって起こりうる。

雨の日曜日、肌寒い。
風邪を引いたりすると新型インフルエンザだと大騒ぎするので要注意。
最近は朝の血圧も安定している。
昨日は122-74、今朝は136-85、午後や夜はそれより10くらい低い。
薬とごま油とトマトジュースと新タマネギの効果だろうか。
体重は減っていないのはマイナス材料だが。


…京都の「へんこの手造り金ごま油」と「ごまラー油」使っている。
ラベルには胡麻の原産国はトルコとある。
調べると日本は世界一の胡麻の輸入国で、99.9%を輸入している。
国産はわずか0.1%以下、「へんこのごま油」の山田製油でも自家栽培しているが、
国産胡麻のごま油はものすごく高価で、現在も品切れで入手することは難しい。
世界の主な生産国は中国、インド、ビルマ(ミャンマー)、トルコ、スーダン、中米各国。
中国は国内でも大量に消費するので輸出はインド、スーダン、トルコ、ビルマが多い。
原産地はスーダン、胡麻の実は枝豆みたいで鞘の中にあの粒状のゴマが入っているらしい。

[rakuten:anafoods:10002234:image]

去年公開の映画『おいしいコーヒーの真実』で生産者が搾取される構造が描かれた。
スターバックスのコーヒー1杯の価格が330円(トールサイズ)。
コーヒー農家に入るのはそのわずか1〜3%の3円、90%以上が流通業者の収入なのだという。


魚でもその構造は同様だと去年の原油高騰の時に聞いた。
漁師に入るのは小売り価格の3%くらい。
9割近くが流通業者に入る。
そんなものなのか、とも思うが、明らかにバランスが悪い、とも感じる。
巨大企業の一人勝ち、グローバル経済で構造がそうなってしまったといえばそうなのだが…。
今、好んで飲んでいるマクドナルドの120円コーヒーもそうなんだろう。


経済活動に温情はない。
デフレスパイラルの末端、いや先端の犠牲が生産者。
フェアトレード製品だけで救えるものでもないだろう。
多国籍&グローバル経済に良心はない。
スポーツや文化に金を使わない。
これだけは言えるのは、低価格を喜んでいる僕らにもおつか代償を支払う時が来る。

今読んでいる『まぐろ土佐船』にも同様の構造が指摘されている。
命を削ってまぐろを獲る漁師は大手商社の都合のいいように使われているようだ。
胡麻の輸出国も貧しい国が多い。
胡麻もそうなのだろうか。


…Walk &Podcast。
『久米宏 ラジオなんですけど』のオープニングトークを聞く。
ここ数年、日本を含めた世界各国のニュースがドメスティックになってきているという話。
身の回りのことに関するニュースが大部分を占め、いわゆる外電が減っているそうだ。
やっぱりそうなのか、と思う。
眼鏡堂氏とも話したことがるのだがスポーツの世界でもそうなのだ。
昔のオリンピックは外国スター選手の中継やニュースも多かった。
今は(民放を中心に)、ニッポンニッポンの応援放送ばかりになった。
Podcastで久米宏が言う。
アウンサンスーチーさんが拘束されたというニュースが日本では扱いがごく小さい。
北朝鮮という国への日本の対応は真っ当ではない、と指摘する。
話はそれて自民党という政党の党是にまで及ぶ。
わずか10分ほどだが分かりやすく説得力のある話だった。
一度、聞いてみて下さい。

http://podcast.tbsradio.jp/kume954/files/20090516.mp3


話の中でビルマという国の歴史に触れる。
1989年にスーチーさんが軟禁されるも1990年に選挙で民主勢力が圧勝する。
しかし、軍部はその選挙を無効としクーデターを起こしスーチーさんらを拘束し続ける。
国の名称をビルマからミャンマーに変え、軍政を宣言する。
その時に軍事政権をいち早く認めたのは日本だったと初めて知った。
理由は歴史的に日本と親しい国だから、というのだが明らかにおかしい。
時の総理大臣は海部俊樹、外務大臣は中山太郎。
外務省が率先して認めることを進言したらしい。
(チャイナスクール!)
軍事政権をまだ認めていない国もある。
アメリカの主要メディアはビルマと呼びミャンマーという国名を使っていない(と思う)


『デイ・キャッチ』は南京大虐殺の検証についての話。
思えば、先日観た映画『沈黙を破る』のイスラエル兵の証言というのは、
南京を侵攻、占領した日本軍兵士の証言なんだよなあ。
しかも、過去の話ではなく現在進行形の。


…佐々木さんからメール。
仙台は2回戦で神戸コスモスと対戦0-11で完敗とのこと。
決勝まで出来たのだろうか?


…午後から日本酒のイベントに出かける。
『日本酒卍固め in 新世界ルナ・ストリート』です。
雨の中、ご苦労様です。


酒友A部氏と待ち合わせ。
新世界の通天閣下のイベントスペースで旨し酒を飲む。
小雨でも会場は大盛況、インフルエンザ騒ぎなんてどこ吹く風。
一杯100mlくらいのグラスに6杯飲む。
「風の森」2種と「きもとのどぶ」「七本槍」「竹泉」「るみ子の酒」
西日本代表、西のオールスター。
どれも旨い。
落ち着いて味わう、という感じでもないので縁日の気分ですぐに酔う。
“子供のいないお祭り”
なんだか恐怖小説の短編のようだ。

1時間ほど飲んで散歩。
通天閣を一周、串カツのだるま屋の大行列に呆れる。
恵美須町交差点の『大阪王将』のカウンター、
A部氏のご所望で餃子とビール。
なぜか3日続けての餃子となる。
いいですけどね、カレー1週間でも餃子3日でも私は構わない。


…帰宅するとヒロが言う。
ママさんバレーの練習で借りている小学校の体育館がしばらく使用禁止となった。
理由はもちろんインフルエンザ。
いったい何なんだ?と思うが、しばらくは静かに待つしかないよ。
嵐はいつか通り過ぎる。

何だって起こりうる。
先週の今頃はこんなことは想像もつかなかった。
10ヶ月後、小沢一郎が総理になっていることだってあり得るんだ。
しかも自民との連立で、あるいは自民党、あるいは新党。
自民党は政権維持のためなら何だってやる、なんでもありの政党だからしたたかなで強いのだ。
共産党とだって連立するかもしれない。
(共産党がしないだろうけど必要なら自民はすると思う)
佐々木譲の『愚か者の盟約』は94年の自社さきがけ連立内閣の前に自社連立を描いていた。
識者からは荒唐無稽な絵空事と言われたそうな。
氏のブログ『佐々木譲の忘備録』に書いている。

http://sasakijo.exblog.jp/8285345/


…数年前に見た映画『プルーフ・オブ・ライフ』でヴァン・モリスンの歌が流れてきたことを思い出す。
中南米のどこかの都市の空撮、エンドロールとともにあの声が聞こえてきた。
ぞくぞくっとした。
あれは何て曲だなんだろう?
いろいろとネットで調べるとわかった。
Van Morrison『Someone like you 』
※6/7wowwowでこの映画を見直すと、エンディングのヴァン・モリスンの曲は
『Someone like you 』でなく「I'll be your lover,too」でした。
150円でダウンロードする。
便利な世の中。
インフルエンザで自宅軟禁となってもしばらくは楽しめる。

Van Morrison at the Movies: Soundtrack Hits

Van Morrison at the Movies: Soundtrack Hits