2013/5/24  Daytrip View 西宮〜明石海峡大橋

am5:02
起床は4時過ぎ、5時間眠れたから身体は重くない。
長い一日になるであろう小豆島デイトリップの始まりは自宅から香櫨園までブロンプトンで5分自走。
ロードバイクに比べ輪行が超イージーなのでブロを選択しました。
  


さっと折りたたんで1分以内、カバーをかけても1分半。
三宮行きの阪神電車もストップ&ゴーが得意のジェットカー、自在の停止&発進、自慢のクイックネス。
機敏なバスケットボールプレーヤーのような電車です。
  


am 5:14
石垣島の農場労働者も書いていたが早起きは三文の得。
この時間帯は世界が見違えて見える。
光りが、色が、透明感が、空気の清浄さが違う。
世の中には2種類の人間がいる。
午前5時の世界で起きている人間と寝ている人間だ。
天然の照明さんや効果さんがいい仕事をする。
平凡な景色に価値が宿る。
  


am 6:02
三宮駅東口からエレベーターで地上へ上がると南のそごう側に出る。
すぐに組み立てて神戸港第3突堤へ走る。
10分で到着、往復チケット3300円をピタパで購入して乗船。


ジャンボフェリー「こんぴら2」!
1987年、国鉄分割民営化の年、まだ年号が昭和だった。
4月から8月、高松に住んでいた。
そのころ、青木にあったフェリーターミナルと高松東港を結んでいたジャンボフェリーには幾度となく乗った。
その後、神戸側の発着が神戸中突堤に変わった。
「こんぴら2」は1989年(平成元年)にデビューした。
ピカピカの新造船だった。
平成になっても僕は不定期に高松の仕事を続けていた。
この船で何度往復しただろうか。
僕が乗るのもおそらく20年ぶりくらいだ。
内装は少し変わっただろうか。
記憶にあるような無いような…。


6時過ぎに出港。
前夜、ヒロの作った鮭おにぎりを食べる。

  


am 6:19
天気晴朗、波静か。
夏空に一点の曇りなし。
左からポートタワー、オリエンタルホテル、ホテルオークラの神戸港の3点セット。
背後には六甲の緑の屏風。
  


  


am 6:55
小豆島航路、前半のハイライトは明石海峡大橋の吊り橋くぐり。
  


最上階のデッキにこんなやつが住みついていました。
現代芸術家ヤノベケンジ氏制作の「とらやん」だそうです。
http://www.shoudoshima-ferry.co.jp/setouchi-artfest.html
  


こんな青空は滅多にない。
早朝の空は濁りがない。
  


振り返って舞子、垂水、須磨側を見る。
僕がジャンボフェリーに繁く乗っていたころ、この世界最大の吊り橋はまだ無かった。
震災を経て1998年に完成した。
それにともなって淡路阪神間のフェリーの路線ががいくつも廃止された。
甲子園と津名を結ぶ甲子園フェリー、懐かしいなあ。
  


7時過ぎからしばらく仮眠。
次は小豆島初上陸です。