読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

2013/5/16 木漏れ日のような

ことし2度目のハーフマラソンを走った。
記録更新のはずが…記録が5分以上も落ちて思ったこと。


  ”Insanity: doing the same thing over and over again
              and expecting different results.”

  (同じことばかり繰り返しているのに、違う結果を期待するのは、狂ってるよ)

                   Einstein アインシュタイン


  


問題なのは、同じことでさえも繰り返すのは難しいということです。


そして、もっと問題なのは人は同じ “過ち” も繰り返すことだ。
前夜は飲み過ぎないこと。(出来れば飲まないこと)
スタート位置には早めにつくこと。
前半で諦めないこと。


…久々の家めし。
僕が精米をサボっているので今朝は買い置きしてあった古代米と餅米をブレンドして炊いた。
赤飯ではないがもちもちしてこれはこれでいいものです。
関西は蒸し暑い。
これくらいで音を上げていたら梅雨以降を乗り切れない。

  


…ハーフマラソンを走ったあと東北の温泉へ行った。
まだ周りには雪がたっぷりと残った山のいで湯。
ビールと地酒と簡素な夕食、最高のまとめ方だ。


ところが…!
マラソンで足を少し詰めた。
右足の親指の爪が痛む。
温泉でその箇所に雑菌が入ったらしい。
腫れてる。
指で爪を押さえると膿が出る。
かといって激痛ではない。
加齢のせいで免疫力も落ちてるだろうし、ネットで調べると指切断も…なんて恐いことが書いてある。
幸い閑だし、用心して皮膚科へ行く。


   


「ああ、これは切らないとね。爪、根元だけ残して全部切りますよ」
親指の爪をニッパーのような爪切りでバッサリ切られた。
化膿止めの塗り薬をつけて抗生物質をもらう。
治療費も薬代も驚くほど安かった。
しばらく激しい運動、多量の飲酒は避ける方がよいとのこと。
全治5日間くらいだろうとのこと。
この機会にリセット&リスタートしよう。
当分、ストレッチ中心、と今まで先送りにしていたことをひとつずつ片づけよう宣言。


来週末あたり、小豆島へサイクリング行きたいな。
関西の皆さん、神戸発小豆島行きのフェリーの往復料金知ってますか?
車なしの一般乗客は往復で3300円!(片道1650円)

 

ロードバイクで苦楽園の珈琲豆ショップ「鶴弥珈琲」へ行く。
神戸の専門店ブロンプトン・ジャンクションが紹介していた自家焙煎のお店。
この店のご主人がブロンプトンのオーナーだとのこと。
試しにエチオピアの豆を100グラムだけ買いました。
  

  
…林正樹ピアノソロ@西宮木國堂
林さんは長谷川きよしのライブで知った。
実はその前にジャズユニットのピアニストとしてその演奏を聴いたことがあったのだが名前まで定着しなかった。
素晴らしいピアノだ。
喩えれば、初夏の木漏れ日のような、きらきらとした音の粒。
喩えれば、森の木々が発するマイナスイオンのシャワーような。
リリカル(叙情的)で、エモーショナルなピアノ。
今回は2枚目のソロアルバムのレコ発ライブです。
「自信作です」と自らアナウンス。
アルバムタイトルのTEALは浅黄色という意味。
  

Teal

Teal


冒頭、即興演奏で入り聞き覚えのあるメロディーに変わる。
ホーギー・カーマイケル「スターダスト」だ。
挨拶が入ってニューアルバムから表題作の「Teal 」と「TO 」
「TO 」は林さんオリジナルの五十音シリーズの一つで美しいメロディーライン。
弾きながら歌っている。
おお、キース・ジャレット!
続いて速弾き、どこかで聞いたような白鍵だけの旋律。
おお、チック・コリア!
(こういう喩えはご本人には不本意かもしれませんがわかりやすく表現すると、です)


「ケ・セラ・セラ」
♪ when I was just a boy  弾き語りでごくごく控えめに歌う。
休憩をはさんで後半のスタートはビートルズナンバー「Black Bird 」、続いてニューアルバムから何曲か。
解説が面白い。
素数分解だとか、五十音の林正樹的解釈だとか。
アンコールは「ダニーボーイ」
僕が聞いたダニーボーイの中でも最上位、極上の演奏でした。
僕のお気に入りのスターダストで始まりダニーボーイで締める。
ハヤシマサキ的ワールドに浸り満足でした。


東京ではオペラシティのリサイタルホールは満席だったようですが…。
今日、西宮木國堂で林正樹ソロを聞いたのは数えて主催者、

スタッフを抜くと客席には19名でした。
贅沢なコンサート、サロンにお気に入りのピアニストを招いての演奏会、

貴族の気分でした。


  


主催者の神戸木國堂は家具屋さんです。
社長の山下氏が演奏前に話してたエピソード。
数年前に長谷川きよしのコンサートを主催した。
終了後、神戸の木国堂へ出演者を招待した。
お店にはヤマハのアップライトの古いピアノがあった。
たまたま林正樹が弾いた。
山下氏が驚いた。
音がまるで違ったのだ。
「林正樹が弾くと違うね」
居合わせた長谷川きよしも驚いていたそうな。
西宮の店を開くとき、林正樹に弾いて欲しくて新しいグランドピアノを買ったとのこと。

 

CDを買ってサインしてもらう。
いっしょに写真を撮ったが僕が思いっきり目つむりでした。
かなり恥ずかしいので墨で隠しました。
ご容赦。

  


帰宅してCDを聞く。
加藤さんの紙管スピーカーから初夏の木漏れ日が流れ出た。
お気に入りは「TO (と)」です。