2014/5/22 お〜ま〜え〜は〜ア〜ホ〜か〜 

舞台上手から骨董品のような3人が登場してきたときは、失礼な表現だけど “この世のモノ” とは思えなかった。 
♪ とかくこの世はほがらかに 歌って笑って ホット ブラザ〜ス のテーマソングに鳥肌が立つ。


2ヶ月前からチケットを買っておいた上方演芸特選会@国立文楽劇場小ホールであります。
自分が生きてるうちに、そして三人がご存命のうちにホットブラザースを見ておきたかったからです。
ごいっしょしたのは東大阪の住職K輪氏。
ホットさんの他にもザッケローニに似た浪曲の松浦四郎若(しろわか)さん、講談という芸も初めて聞けた。
落語の桂楽珍も期待はしてなかったけど拾いもので爆笑しました。


      


音曲漫才(おんぎょくまんざい)は生で見るとめちゃ楽しい。
たぶん見ている間、僕はずっと笑みを浮かべていたと思う。(気持ち悪い?)
おなじみ、♪お〜ま〜え〜は〜ア〜ホ〜か〜 みんなで合唱しましたよ。
一生の思い出です。

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57歳の僕が小学生の頃からテレビで見ていた芸人さんが今も変わらぬ芸を見せてくれる。
芸歴55年とはそういうことだ。
軽々しく使いたくないけれど レジェンド とは彼らのことを言うのです。
おそらく僕が小学生の頃、70年代までは三兄弟のお父さん(横山東六)と4人で舞台に上がっていた。
今日は大サービス、その当時の古いテーマソングもやってくれた。


♪ 陽気に 愉快に 仲良く 奏でる ホットブラザース


お父さんの三味線をヴァイオリンのように弾くちう芸はのこぎり芸のルーツなんでしょうね。

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…朝、企画書を書き終えられずランはなし。
せっかくTABATAメソッドのトレーニングをスタートしたのに早くも挫折?
ホットさんの演芸会を見終わり、丸福で珈琲豆、金券ショップで新幹線のチケットを買う。
4時過ぎ、昼酒といきますか。
千日前で食堂呑み、しみず食堂で瓶ビールと小芋、茄子、おから。
二軒目は今人気急上昇中の立ち飲み「日本酒と私」の店開けを待って入る。
冷蔵庫に並ぶ地酒と安くて美味しいつまみ。
純米や純米吟醸が400円でほぼ一合(175ml)は安い。
店内にヤマハコッキーポップ系の音楽が流れているのもオジさんターゲットの戦略かな。


左が清水食堂、右が日本酒と私、評判のいい店と知らなかったら敬遠するネーミングなんですが…。
   


3軒目に法善寺のバーえびす堂で一杯ずつ飲む。
ボズ・スキャッグス、キャロル・キング、イーグルス。
あの頃の音楽の話をすると決まって…固有名詞が出てこない。
この夜、出てこなかったのは…ジャーニーとスティーブ・ペリーでした。


ミナミらしい千日前の風景。センチュリーから萬田が下りてきそうだ。
  


21時過ぎに帰宅。
週末にばあばあの3回忌で広島へ行くヒロがいらいらしている。
慰めようとして地雷を踏んでしまったようだ。
まさに、お〜ま〜え〜は〜ア〜ホ〜か〜 の夜でした。