2013/5/18 アカシアの山に登る

東北から帰ってきたら海沿いのアカシアは散っていた。
http://d.hatena.ne.jp/shioshiohida/20130508/1367939546
きのう山登りの計画を話してるとき、ヒロがふと言った。
「保久良神社あたりのアカシアが見頃ちがうかなあ」
保久良神社(ほくらじんじゃ)は六甲の登山口のひとつ。
彼女は10年以上前のこの季節に下山したとき、アカシアが咲いていたことを思い出したのだ。


六甲の登山口にアカシアの森がある。
登山口から数十分で行けるらしい。
晴れたら自転車とトレランで行ってみよう。
本日、出勤前に決行す。


アカシアは満開だった。
標高が300mから400m、海沿いとは2週間くらい遅れている。
神戸とアカシアの画。
のたうつような線路は阪急神戸線、御影あたりです。
  

 

7時前に起床、晴れている。
7時半過ぎにGiant に乗って臨港線を西へ。
芦屋川を遡上し、山手幹線で阪急岡本駅まで、写真を撮りながらでも30分くらいで到着。
登山口に駐輪して小走りに山を登る。
Bike16キロ、トレラン2キロで約20キロの行程。
  


芦屋川沿いに建つクラシックな建造物。
六甲の緑と白亜のコントラストがいい。
昭和2年建造の芦屋仏教会館、正面に蓮のステンドグラスがある。
http://hardcandy.exblog.jp/5701649/
  

 

岡本駅の山側から急坂を息切らして登る。
ロードバイクからランに切り替えて登り始める。
最初はつづら折れの遊歩道、やがて保久良神社。
保久良山は毎日登山の山、10人以上が三々五々集まり体操をしていた。
  


8時半、きょうは土曜日、六甲へ登っていく登山者も多い。
登山道には散りかけのコバノミツバツツジ。
  

 
保久良神社から先へ進むと登山道にアカシアの香りが…。
見上げると花房をたわわにつけたアカシアの高木があった。
ここからの登りはアカシアの道だ。
  


ニセアカシアは大陸からの外来種。
樹下に雑草以外の植物が育たない。
防風林目的以外に繁茂することは植物環境的には歓迎されないらしい。
  


  


過去、この登山道を下山路として使ったことはあるが登るのは初めて。
とにかく展望は素晴らしい。
朝夕、どっちもいいだろうな。
  


海と市街の鳥瞰をたやすく人間のものに出来る。
これが六甲の魅力だと思う。
広い関東平野では考えられないし、大阪の生駒山地は海から遠い。
  


人工島は六甲アイランド。
別府や北九州へ行くフェリーが停泊している。
  

 

阪急岡本駅は甲南大学のキャンパスタウンでもある。
タリーズの水出しアイス珈琲で一服する。
うーん、薄い。
加えて冷えが足りない。
  


鳴尾御影線で帰る。
芦屋カトリック教会を裏から見るのは初めて。
電柱や電線がなければ映画のロケにも使えるのに…。
ちなみに正面はこちら、http://zukan.exblog.jp/5232089/
夙川教会はバリバリのゴシックですが、芦屋はロマネスクだそうです。
夙川カトリック教会 http://www.shukugawa-navi.com/profilepost_79.html
  


この上の写真のポジションから100mほど東にあるのが「芦屋モノリス」、旧逓信省の芦屋別館です。
昭和初期の電話局、今は結婚式場としてリニューアルされている。
http://denwakyoku.jp/ashiya_monolith.html
  


大好物の赤煉瓦建築です。
しばらく東へ行くと芦屋市立図書館打出分室がある。
あまり道草していると朝ごはんに遅れてしまうのでいずれまた。
こんなところです。
http://gipsypapa.exblog.jp/9981197/
  

 

…シャワーを浴びて朝ごはん。
な、なんと自家製のひろうす(がんもどき)です。
揚げたてを塩で食べる。
旨い!
ビールに合いそう。
  


食卓の脇には二匹のこいぬが…がんもどき的ルックスで顔を覗かせる。
ぶちゃいくなケンゾーくんですが写真うつりは悪くない。
フォトジェニックなケンゾーです。


…ニュースデスク3連投、2日目。
桐生の京都大会出場の件で洛南高校に電話したり、明日のタクシーチケットの準備したり。
交流戦、男子ゴルフの中継をハシゴして、オンデマンドで富士山一周トレイルレースの特番見たり。
関西発のニュースは八木かなえのウエイトリフティング、阪神はツヨシと良太で連敗脱出。
夜はA部さんと駅前で軽く一杯。
ほぼ最終で帰宅。
ヒロの機嫌が悪い。
ときどきこうなる。