2011/5/3 君住む街に避難命令が出たら…。

憲法記念日、あの朝日新聞阪神支局の事件は24年前の今日だ。
阪神支局はJR西ノ宮駅へ行く途中に今も変わらずにある。
こんな近所で凶悪なテロが起こり、いまだ犯人は捕まっていない。


今日も黄砂で景色がぼんやりしている。
それでも季節の花は咲く。
黄砂の日は身近な距離にあるものを見るようにしよう。


近所の家に小手毬と大手毬が咲いていた。
これがコデマリ、バラ科。


オオデマリ、こっちはスイカズラ科。
同じ季節に咲くから同じような名前がついたのだろうな。
種類は全く違うんですね。


VigoreからGiantにサイクルコンピュータをつけかえた。
サイコンというのは速度や走行距離などがわかる計器です。
今のはワイヤレスになってるからタイヤのサイズが同じならどんな自転車にもつけかえられる。
(つけ替えるときにセンサーの方向や電池など面倒なことがあったのだが解決した)
いつもの湾岸コースは15.8キロだった。


自転車ジョグからの帰り、また立ちゴケした。
まあ、いろいろと不可抗力があってね。
コケまいと踏ん張った右足のふくらはぎがツリそうになる。
ご自愛を、と自分につぶやく。


朝食時の話題はフィギュアスケート。
スケーティングの巧さというのは僕にはよくわからないのだけど、
歴代のスケーターで、滑りがなめらか〜だと思った選手が二人いる。
クリスティ・ヤマグチとミシェル・クワン。
この二人は氷上に出てくるだけで違った。
まるで油の上を滑っているように見えた。


…三浦しをん『神去なあなあ日常』読了。
図書館で借りたのが4月始め、とっくに返却期限を過ぎている。
読むのが遅すぎ、この手の小説は少なくとも3日か4日で読まないと面白さが半減する。
4月に読んだ本はつまみ食い読みを除けばたった2冊。
この『神去なあなあ日常』と『三陸海岸大津波』だけ。
ネット記事を読むことが日常化してしまうと一つのことに集中する力が失われる。
はい、次の話題は…! て感じだ。
ものごとを断片的にしか考えられなくなる。
映画のDVDだった同じ理由で見ないまま手元にたまっていく。
集中力をとりもどす意味でも5月は週2冊ペース本に向かいたい。


『神去なあなあ日常』はそれでも面白かった。
三浦しをんの青春シリーズ、今回は「林業」だ。
駅伝、文楽、林業、と来て次はなんだろう?
『神去…』に登場する犬のノコがめちゃカワイイ。

神去なあなあ日常

神去なあなあ日常

 

…定期購読している『ちきりんの日記』、今日は「どこに避難します?」だというテーマ。
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20110503
自分は大熊町や双葉町を特別な場所だと思ってないか? 
もし西宮に強制避難命令が出たら…!
ちょっと想像してみる。
愛知県に帰るべき実家もない。
嫁の実家も大阪市内、しかも老母一人暮らしの市営住宅だ。
海外へ避難できるほどの資金もない。
短期間なら南の島へ行ける。
でも、もう戻れないとしたら。
いいさ、どうせ賃貸マンションだ。
夫婦揃って移住するしかない。
じゃあ、どこに住むか。
仕事はどうするか?
どうせ仕事も風前の灯みたいなものだった。
先送りにしてたことが次々につきつけられる。
うーむ、いろいろ考えてしまった。
放射能のことを考えると思うほどお気楽でもないだろう。
『ちきりんの日記』ではいろいろなケースを仮定している。


  「もし今、自分の家のエリアに強制避難命令がでたらどうするか」
  1. 今と全く同じ条件で避難命令がでた場合
  2. 自分が70歳以上だったら・・・
  3.要介護者を抱えていたら・・・
  4.小学生など小さい子供がいたら・・・
  5.その土地に自分の会社や業務用の土地をもっていたら・・・

 

先日、原発銀座と呼ばれる若狭へ行ったが、こんな地図もある。
http://naglly.com/archives/2011/04/nuclear-japan-map.php
原発から半径50キロのエリア。
   
  


…今日はニュースデスク。
オリックス日本ハム戦は中田翔の勝ち越し打でダルビッシュ3連勝。
井口が逆転満塁&ダメ押し3ラン、阪神クリーンナップ3連発@東京ドームなどなど。
ネットのニュースはわずか40秒だけど札幌の系列局の仕事で食いつなぐ(?)。


…今日も飲まず。
寝る前に強烈に空腹だが翌朝のことを考え、これでいいのだ、と言い聞かせる。
まだ3日間だけが1800キロカロリー/day の制限の食事にも徐々に慣れてきた。


23時過ぎ、家に帰ると僕のVigoreで2匹が遊んでいた。