朝、海鳴りならぬ空鳴りがする。
風の唸る音、なんて言うんだっけ?
空が鳴いている。
風が強く吹いている。
昼近くなって少し止む。
きょうは妖怪 “ 二つ玉 ” が去り、大陸からの寒気が入る。
最高気温の予想が14度、3月上旬並みになるらしい。
少しだけ走る。
夙川沿いの桜。
強風で花びらが飛ばされてコンクリート壁に貼りついていた。
風雪の跡、のようでもあり、スプレーでいいかげんに塗装された跡、のようでもあり、アートのようでもある。
「木々は不要なものとして、その億万の葉を棄てたわけではない。風に托して大地に返した」
という串田孫一の詩になぞらえれば、
桜は不要なものとして、その億万の花弁を棄てたわけではない。風に託して大地に返した
八重の桜も咲き始めていました。
これは例年よりかなり早いかも?
ジョギングから帰るとマンションの狭いエントランスホール若い男女が6人ほど立っている。
揃いのオレンジのジャンパーを着ていて、手書きのポスターに、a.u.光回線のりかえキャンペーン、とある。
僕はヘッドフォンをしていたので無視して振り払いエレベーターに乗り込んだ。
何だ、あれは?
ちょっとやり過ぎじゃないのか。
日曜日は管理人がいないことを知ってだとしたらかなり悪質だ。
だってエントランスを通る住人を取り囲むように立ってるんだよ。
会社の命令だとしたら逆効果だと思う。
あんなことされたら乗り換えようと思ってた人も逃げる。
あのチームの独断の戦略としても、だ。
…午後から出社、編集の準備をする。
ウールのセーターにマフラー、ショートコート、3週間ほど前の早春仕様でちょうどいい。
温度変化が激しい。
若い頃は温度差ってさほど気にならなかったのだろうな。
血行が良かったから変化に対応出来たのだ。
寄る年波、生きていくのは楽ではない。
出勤途中、たまらなく煮干しラーメンが食べたくなる。
おととい行ったばかりの「青森煮干し中華 なかた屋」へ寄る。
きょうは煮干しラーメンを細ちぢれ緬で食す。
細緬の方が断然合うと思う。
口コミで見るとラーメン通の人には評判が良くないが薄切りの焼豚も僕の好みです。
ラーメン通はたいてい濃厚、大盛りを好むからね。
贔屓にしよう。
女主人(料理人)も美人だし。
煮干し中華の中太ストレート緬、細ちぢれ緬と来たから次はあじ節塩中華にしよう。
…amazonでkindle版のコミックを何冊か購入。
「ブラックジャックによろしく」なんて無料だ。
「少女ファイト」(第1巻のみ)は99円、キャンペーンなんだろうな。
他にも99円は多数あるがほとんどがR18ものばかりだ。
こんな需要があるのか、と驚く。
安くはないが『山賊ダイアリー』というコミックを買って読む。
現役猟師の若者がマンガを描いている。
- 作者: 岡本健太郎
- 出版社/メーカー: 講談社
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現役猟師、兼マンガ家。岡本健太郎による狩猟&ジビエ喰い実録日誌。
ウサギの唐揚げ、カモのロースト、カラスの焼き鳥etc、山グルメ満載!
山で迷ったときの心得などサバイバル術も満載!都会を離れ、
故郷に戻った男は山に遊び、お気に入りの空気銃「エースハンター」と
自作の罠を手に、今日も鳥や獣と勝負する。
鳥羽僧正よ、刮目せよ!これぞ二十一世紀の鳥獣戯画だ!
これにけっこうハマってしまった。
帰宅後、2巻も購入。