2013/2/3 うどんマラソン

67回の歴史を誇るロードレース、丸亀国際ハーフマラソンに出場した。

  


招待選手らエリートランナーも多数出場する大会でコースは折り返し、
キロ3分以下で疾走するランナーたちとすれ違う。
トップは風を裂くように走るオーストラリアの長身ランナー、
目測で50メートルほど離れてケニア人ランナーと宇賀地らが続く。
おお、胸にNの文字はベンジャミン、そしてプルシャンブルー山学のオムワンバ。
風圧を感じた。

  


胸にMの文字をつけた明治大学の選手が3人集団となってあとを追う。
Wの文字、エンジのランニングもすぐ後を追う。
箱根やニューイヤーの中継で見慣れたユニフォーム。
びわ湖大学駅伝で取材したことのある選手ともすれ違う。
大塚製薬の三岡(京都産業大)、カネボウの森田(立命館)
そして、Rを胸につけた立命館の選手たち。
とにかく、彼らシュトルム(疾風)でした。


今回から所属「ぷよねこ走友会」として登録しました。
もちろん会員は僕一人です。
  


目標は2時間10分、キロ6分10秒のペースなら達成出来るのすが、
結果は2時間16分(ネット)でした。
残り3キロのところで1時間50分だったので“行ける!”と思ったのに突然足が重くなった。
おまけに足の裏に靴ずれが…。
例の言葉を頭の中で繰り返す。



     痛みは避けられない。

     でも、苦しみは自分次第だ。

     あるとき、そんな言葉を覚えた。

     そして、長距離レースを走るたびに、

     頭の中でその文句を繰り返すようになった。

     きついのは当たり前、

     でも、それをどんな風に苦しむかは自分で選びとれる。

     Suffering is opitional 

     へこたれるもへこたれないもこちら次第。

     苦しいというのは、つまり、

     僕らがオプションを手にしているということなのだ。

                村上春樹「走ることについて僕が語ること」


 でも、前回10月の和歌山より40分以上縮めた。
 自己ベストにはまったく届かないけど。
 ロードレースのいいところは全員がレギュラー。
 補欠はいない。
 敵は自分自身。
 “へこたれるもへこたれないもこちら次第”なのだ。

 

節分でした。