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2009/5/25 さんふらわあ ぱーる

   
新聞を見て驚く。
昨日、芦屋浜でジョギング中の男性(43)が落雷で死亡とのこと。
発見されたのは午後3時半過ぎ、甲子園が雷雨でノーゲームになった頃か。
新聞に場所が示されている。
僕は雷が苦手、というか恐くてたまらない。
なので、決してそんな天候では走らないだろう、けど全く同じコース上とは衝撃。
走っている時に雷の兆候はなかったのだろうか。
それとも家が近いから、早く帰りたい、ええい行ってしまえ、と飛び出したのだろうか。
正直言ってインフルエンザより、ジョギング中の雷の危機管理の方が身近に感じられる。
それにまだ5月だ。
まさか雷なんて、と思うよなあ。
被害者に同情します。


朝はまだ曇っている。
天気予報では晴れるはず。
今夜の神戸(六甲アイランド)から大分行きのフェリーに乗る。
初夏の九州の山を登る予定。
明日は由布岳、あさっては牧ノ戸峠から久住山、3日目は阿蘇の烏帽子岳か杵島岳。
ミヤマキリシマが咲く季節だ。
晴れれば嬉しいが霧雨に煙る山もいい。


…ビーチバレーが終わったので久々にMLB中継。
タシェラ(N.Y.)がバットを根もとから折られながらスタンドイン。
え?
バットは真っ二つに折れたんだよ。
伝わるパワーは半減してるはずなのに…。


解説の金森にあまりリアクションがない。
この人は聞かれない限りほとんど答えない。
大島に比べれば静かでいい、と言えばいいのだが、これで仕事になっているのだろうか。
たまに言うことも僕ら素人と同レベルだし。
一生懸命ふっているアナウンサーにとっても負担なのでは?
大丈夫か金森、と心配してしまう。


…北朝鮮が核実験、という大きな見出しが夕刊紙に躍る。
偏見で申し訳ないが、北は西側の極右勢力と結びついているような気がして仕方がない。 
軍拡主義者、兵器産業、軍需産業、改憲論者、彼らに都合のいい存在だ。
もし北朝鮮が良識ある民主国家だったら、彼らの存在理由が消えてしまうのではないか。

 

…六甲アイランド19:30発「さんふらわあぱーる」(全部ひらがな)に乗船。
自宅から阪神電車で御影駅、連絡バスで六甲アイランドフェリー乗り場まで、
所要時間はドアからドア(乗船口)で40分もかからない。
伊丹空港へ行くより早いかもしれないな。

   

この路線は去年9月の大分国体に応援に行った時以来。
その際に乗った「さんふらわあ ごーるど」と同様にこの「ぱーる」も新造船。
2008年1月就航、2年も経っていないピカピカの大きな豪華フェリーだ。
ネット予約割引のツーリストクラス(2等の大部屋)で片道7040円。
その値段でそれなりにゴージャスな気分が味わえる。
船旅はいい。
船内に一歩足を踏み入れた時からワクワクしますね。
さあ、探検だ!なんて。


朝食以降は何も食べなかったの。
明るい共有スペースの窓際でヒロの作った弁当を食べる。
卵焼き、ウインナーソーセージ、牛肉とタマネギの甘辛炒めに俵おにぎり。
自販機の缶ビールがきんきんに冷えている。


20時過ぎ、明石大橋通過。
最近のフェリーは甲板への出入りが制限されている。
安全対策なのだろう。
デッキの手すりもたれて海風に吹かれるのは船旅の楽しみだったのにね。
多分に自己陶酔ではありますが。


人生で何度フェリーに乗っただろう。
甲子園〜津名(淡路島)を結ぶ甲子園フェリーというのもあった。
明石海峡大橋が出来た頃に須磨〜大磯の路線とともに廃止になった。
西宮から2時間くらいで淡路島、ちょっとした小旅行気分が味わえた。
自転車をフェリーに乗せて渡り淡路島を一周して日帰りしたこともある。


何度フェリーに乗った?
思い出してみる。
敦賀から小樽、小樽から礼文島(礼文島路線も廃止になった)
大阪南港から那覇、鹿児島から奄美大島、徳之島、沖永良部島、与論島。
佐世保から五島列島、神戸から甲浦、土佐清水。
ウエールズのホリーヘッドからダブリン、北アイルランド〜スコットランド。
この先、こうして思い出している以上の数のフェリーには乗ることはないのだろう。
別に乗ったフェリーの数で人生の価値が決まるわけでもないけど。


そんなことを思うのは『まぐろ土佐船』を読んでいるからかもしれない。
船の上で潮騒とエンジン音を聞きながら読むと臨場感が増す。
この本の著者が船の体験は価値があると思う。
驚きと発見、苦難と歓喜に満ちている。
どれもこれも中途半端なものはない。
読むのが遅いのは退屈だからではない。
読み終えるのが惜しいのだ。
たまにそんな本もある。


寝る前に風呂に入る。
展望浴場の窓から夜の瀬戸内海が見える。
船の灯と島の灯が湯気ににじむ。