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2013/5/24 Daytrip View 小豆島 坂手港

am 9:01
第一印象、小豆島は島そのものが山だった。
こんぴら2が低速でゆっくりと坂手港へ入って行く。
遠くから見ると、平地がない! と思われた島だったけど近づくと街並みがある。
平地もあるのだ。

  


どーんと迫ってくるような山。
最高峰の星ヶ城(817m)あたりだろうか。
寒霞渓はピークの左手、200mほど下がった画面の端っこあたりだ。
  


この島はご存知「二十四の瞳」のロケ地.。
1987年版の映画で渥美清の語り(ナレーション)がある。
(1954年の高峰秀子版では字幕のみ)
「海の色も、山の姿も、きのうに続くきょうでした」
建物や道は変わっても、僕がいま船から見ている海と山の姿は当時と何ら変わっていないのだろう。
そう思うと感無量、映画のシーンや子供たちの歌声がよみがえってくる。


   ♪ あした はまべを さまよえば むかしのことぞ しのばるる

 

am 9:12
こんぴら2が坂手港に着岸。
観光客らが僕を入れて10人ほど下船する。
このあと船は高松へ向かうのでした。
  


ブロンプトンも小豆島初上陸。
島の旅、船の旅は旅情があっていいですね。
電車と違いフェリーの中ではカバーなし、船室の片隅に置いておきました。
  


坂手の埠頭にもゲージツが…!
ヤノベケンジ氏の作です。
  


坂手港はこんな感じです。
350mほどの山が海からせり上がっています。
  


小豆島といえばマルキン醤油。
大看板が出迎えてくれます。
  

 

10時前に坂手を出発する。
朝の部と昼の部との2部構成でざくっとした予定を決めておく。
朝は、坂手〜草壁〜寒霞渓、寒霞渓はブロンプトンで登るのは無理なのでせめてロープウェイ乗り場まで頑張る。
昼は、昼食後に坂手に戻り岬の分教場、映画村など海岸線を走る。
フェリーは1620発、これには遅れるべからず。


走り始めると醤油を炊いた匂いに包まれる。
それと醪(もろみ)の匂いだろうか。
子どもの頃、中学への通学路に醤油や味噌の工場があったのを思い出す。


醤油、佃煮の工場や直売店が並ぶ。
原料の大豆や小麦が島で獲れるわけではない。
小豆島は塩の産地。
戦前は九州から大豆を運んでいたという。
  
  

思わず立ち止まって何枚もシャッターを切る。
マルキン醤油の工場の古い板塀、その先にシンボリックな岩山。
  

 

 


昼過ぎに訪れた「二十四の瞳 映画村」で教室に飾られたパネル写真を見て驚く。


  


そうかあ、巨匠 木下惠介もここに目をつけたいたのかあ。


草壁港からいよいよ寒霞渓への登りにさしかかる。
丸島醤油の工場を過ぎ、息を切らせて15分ほど登る。
ロードサイドにオリーブの木。
小豆島はいつからオリーブの島になったのだろう?
  


観光案内のWEBページにありました。
http://www.olive.or.jp/olive/history.html


   日露戦争で獲得した広大な漁場から獲れる鰯等を保存、輸送しようと油漬けの缶詰を製造することになりました。
   その製造のためにオリーブオイルが必要となり、1908年に香川(小豆島)、三重、 鹿児島の3県が栽培試験地に指定、小豆島だけが実を結びました。
   しかし、オリーブを栽培するのもオリーブ製品を作るもの全くの手探り。
   試行錯誤繰り返しながら今のオリーブに至りました。

 

ヒロから「オリーブオイル買ってきて」とメールが入る。
オリーブにあまり興味の無い僕は心拍数を120くらいに上げて寒霞渓への向かうのだった。