寝坊して起きたのが9時前。
今日は服部緑地の春一番コンサートへ行こうかと思っていたが関西エリアに雷雨注意報発令中。
本当は寝坊が理由だけど天気予報のせいにして取り止めにする。(結局、終日降らず)
「朝7時までに起床」を生活の3原則に入れよう。
・朝7時までに起床
・毎日運動 運動は朝9時までに開始する。
・夜9時以降は飲食はしない+間食厳禁
…先日、図書館で借りたエッセイ集を読了。
岸本佐知子「なんらかの事情」、岸本さんはいわゆる “出来る翻訳家” です。
- 作者: 岸本佐知子
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2012/11
- メディア: 単行本
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この人の本はこれで3冊目、「気になる部分」「ねにもつタイプ」も面白かった。
奥田英朗とか中島らもとか爆笑エッセイは他にもあれど岸本エッセイは
その目線とインテリジェンスと自虐で笑わせるタイプ。
愛読している眼鏡堂氏の知り合いS氏のブログ「傍見楼日乗」に通じるものがある。
http://blog.livedoor.jp/nor_sasaki/
岸本エッセイは自らに電車で読むことを禁じている。
それくらいハマってしまった。
僕らがスポーツニュースの原稿で安易に使ってしまう常套句に疑問を投げかける。
例えば…。
『首の皮一枚つながっています。』
岸本さんは、これってすでに死んでるのでは?と疑う。
この状態で生存しているのはかなりむごたらしく、気の毒でたまらない。
『立会いと同時に変化しました』
立会いで身体を緑色に変化させる鶴竜とか、脇の下から第三の手が生えて相手のまわしを掴む日馬富士を想像する。
岸本さんではないのだが…こんなツイートにも笑った。
「彼もことし最終学年、この駅伝で陸上生活に別れを告げます」って聞いて、海にかえってゆく半漁人を思い浮かべてしまった。
『なんらかの事情』の中に新事実発見。
岸本さんは翻訳者だから欧米の小説を訳していて疑問に思ったことがある。
小説の主人公たちは、アスパラガスを食べると尿に独特なニオイが出る、というのを半ば常識として語るのだ。
岸本さんもそのニオイに覚えがありどうして日本では常識にならないのかと問いかけている。
実は…僕にも覚えがある。
ときどき、尿に独特な薬品臭がするときがあったのだ。
それがアスパラを食べたときだとはついぞ思わなかったが…。
最初は風邪薬のせいかななんて思っていたけどどうも違う。
今度、照合してみるけど、おそらく間違いない。
ネット上にも「アスパラ尿現象」について結構なエントリーがある。
Why Asparagus Makes Pee Smell
http://www.todayifoundout.com/index.php/2010/12/why-asparagus-makes-pee-smell/
アナタは反応するタイプ?アスパラガスと尿の意外な関係とは
http://blog.goo.ne.jp/oshiete_watcher/e/14dc9b47a35191dafefffd0500efcc7d
僕は“反応するタイプ”らしい。
…もう一冊、去年出た本、これはまだ未読だが図書館に予約した。
僕らの世代にどんぴしゃみたいだ。
- 作者: 二宮清純
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2012/10
- メディア: 単行本
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後世に残る名勝負は、“あの場面”ばかりが語られるけど、その前にあった重大な分岐点は“無かった”ことのように消えてしまう。
この方のブログ(「琥珀色の戯れ言」)にある佐々木と三村、そのときの西本と仰木のやりとりや、上田と大杉のエピソードにはごく自然に引き込まれる。
http://d.hatena.ne.jp/fujipon/20130504
名前だけで何のエピソードか分かる人は楽しめると思う。
(もう読んだつもりになってるけど未読です)
…午後から筋トレ、バイク、プールと身体を動かす。
バイクを漕ぎながら中日クラウンズの中継を見る。
独走かと思われた松山が中継ホールに入って失速、片山に並ばれ追い越される。
シューズを買おう。
昨日、おとといと飲んでないので今日は飲む。
三宮に八島食堂はもうない。
オーエスで串カツ少し飲もうと注文すると「ここは串焼きです」と言われる。
しかも2本セットでオーダーしなければならない。
失敗した。
串焼きも美味しくない。
すぐに出ればよかった。
うだうだ。
LLビーンとモンベルショップを回る。
パームランドジョガーという夏用のトレランシューズを買う。
僕の足型はモンベルと相性がいい。
やっぱり靴はデザインや色より足がフィットすることを最優先すべきだ。
色違いでもう一足買おうかなと思うくらい。
…大阪へ移動、春一コンサートの撮影で帰阪しているミネーロと天満「ライオン飯店」で飲む。
先日、彼のFacebook にアップした写真と文章から仕事編と弁当編、2つのクリップを編集した。
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2010年の7月、ミネーロは海を渡った。
その日のぷよねこ日記にこうある。
友人のミネーロが五十路にして石垣島へ移住を決めた。
経緯は何であれ天晴れな決断に拍手を送りたい。
大阪のしがらみや未練を断ち切って島の人たちに歓迎される人になって欲しい。
高校時代に習った漢詩をまねて七言絶句を第二の人生の旅立ちに贈りたい。
大阪送嶺色之石垣島(大阪にてミネーロの石垣島にゆくをおくる)
ぷよねこ李白
故人西辞大阪(こじん にしのかた おおさかをじし)

烟花七月下沖縄(えんか なながつ おきなわにくだる)

孤帆遠影碧空尽(こはんのえんえい へきくうにつき)

唯見黒潮天際流(ただみる くろしおの てんさいにながるるを)
2009/7/9
島へ渡って3年、僕の予想を超えた長逗留、まだまだ島で頑張るようだ。