読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

2014/5/1 2013年のグロリア

初めて元町映画館へ行く。
観たのは「グロリアの青春」(2013年)です。
エンディングに流れたスペイン語のGloria は

かつて80年代に逞しいローラ・ブラニガンが歌ってヒットした名曲。
聞くと元気が出ます。
曲調やリズムが元気なだけじゃなくて自分たちが若かったころが蘇るからだろう。
良くも悪くも80年代的なパワーにあふれている。
あのころ…理屈では自分も六十のじじいになるって分かってたけど
どこか信じていなかったし、はるか遠い未来だと思ってた。

ローラ・ブラニガン「グロリア」 https://www.youtube.com/watch?v=355Fk8drgZE


そのころ、よく見ていた小林克也のBest Hit U.S.A. を思い出す。
もともとはイタリアの曲で、

英語バージョンはカバーだからスペイン語にもフィットする。
映画のヒロインは僕と同年代、アラウンド・シックスティ 58歳の女性。
こんな設定って珍しいのでは?
今も頭の中でラストシーンのGloria が鳴り響いている。
男どもは未練がましくて家庭にしばられて情けない。
吹っ切れたアラ60's がひたすらカッコいい。


  結婚や子育て、離婚を経験したキャリアウーマンの58歳の女性をヒロインに、
  新しいパートナー、息子や娘との関係を赤裸々に描くチリ発のヒューマンドラマ。 
  仕事をこなし、余暇にはダンスを楽しむ中年女性がある男性と出会うも、
  前妻や子どもたちに振り回される相手に失望し、とある行動に出るまでをつづる。

 

例によってこのブログの導きにより終わりかけだったところを元町でつかまえました。
彼女について聞いている2,3の事柄:映画『グロリアの青春』 http://d.hatena.ne.jp/SPYBOY/20140428/1398685944
こんなふうに深読みするともっと楽しめるというわけです。


    


チリ サンディアゴの中流の都市生活ってこんな感じなんだ、と地球の裏側を覗き見した感覚。
少なくとも日本の大人よりオトナな人々に思えた。
チリを描いた映画って「サンディアゴに雨がふる」とか「ミッシング」とか暗い政治がらみのものしか観てない。
「モーターサイクルダイアリー」もあったけどあれだって主人公がチェ・ゲバラだったし。
本だって岩波新書の「チリ戒厳令」くらいしか読んだことがない。
思い出すのはダニエル・デイ・ルイス演じる旅する歯医者のロードムービー。
そうそう「エバースマイル ニュージャージー」だ。
チリの映画じゃないけど舞台は確かチリの南部ではなかったか。
あれは忘れがたい映画だった。


チリといえばワインの産地としてお世話になっている。
安くておいしいワイン。
映画でもグロリアが家族や友人が飲んでるのはほとんど赤ワインでした。
  
(感想をもう少し書き足します)
MEMO 更年期 緑内障 目薬 肌の手入れ いろいろあるんだよ 


予告編が秀逸です。
彼女の青春時代に流行った曲が使われてるのかな。

 


映画『グロリアの青春』予告編


映画ではグロリアが車を運転しながらカーステから流れる歌を口ずさむシーンや数々の音楽が流れる。
友人らがパーティーで歌うボサノヴァがいい。
確か小野リサも歌っていた aguas de marco(三月の雨)という可愛い曲。
チリからすればブラジルは隣国みたいなものか。

 

主演女優がバツグンにチャーミングでした。
ラストでグロリアの歌に合わせて踊り出すとこは泣けてきた。


     

 

名作「その男ゾルバ」のエンディングを思い出した。
そう、踊るんだよダンナさん、踊るんだ!


Zorbas Syrtaki