2010/4/4 机上に歴史在り。

昨日、フィギュアの世界チャンプ高橋大輔がNスタジオから新番組「Going 」に生出演。
スタッフはダブついているのでちょっと遠目から見守るふり。
深夜2時に帰宅するとヒロが「番組、ボロボロだったね」と厳しいコメント。
ふむ、僕も同感。
いまどき選手からのメールを売り物にするなんて…ちょっと恥ずかしい。
メールも本物なんだろうけど妙に嘘くさい。
セットは悪くない。
もっとシンプルにスポーツニュースを見せて欲しいと視聴者として切に願う。
番組中、ずっとワイプで顔を抜かれている高橋が可哀想でした。


で、寝たのが3時前、起きたのが8時過ぎ。
体重72.95キロ(−0.25)、血糖値107、血圧130-82、心拍数59。


企画VTRで桜の映像を使いたい。
9時前に夙川公園へ行き、自転車から移動撮影してみる。
全然うまくいかないな。
西宮のサクラはほぼ満開、今日はかなりの人出がありそうだ。
そういえば去年は越水浄水場へヒロと花見に行った。
桜の期間限定の一般開放だった。
今年も行きたいけど無理かな?

 

…今日は軽めのジョグ。
Podcastで久米宏がデスクの上の電源コードが近年、加速度的に増えていく現象について話す。
10年前、氏のデスクには電気スタンドくらいしか電化製品がなかった。
この数年でパソコンが増え、ラジオが増え、ラジオとパソコンを結ぶUSBコードが増え、
携帯電話の充電ケーブルが増え、といった具合にケーブルだらけになったそうな。
僕のデスクもしかり、であります。
目の前にはiMac、ラジオサーバー、外付けハードディスクが2つ、ステレオセット、
もちろん電気スタンドもあるし、それらを結ぶUSBコードやヘッドフォンのコードもある。
電化製品というのは勝手に増殖していくものだ。


写真で振り返るマイデスク。
1990年代、初めてPowerbookを買った頃がもっともシンプルだった。


1980年代後半@神戸六甲


1990年代後半@西宮 武庫川団地


2000年代後半@西宮 香櫨園(現住所と同じ)


2010年現在


同じくPodcastで神足裕司が言う。
自分たちが若者と呼ばれた昭和40年代、就職してしばらく経った頃の悩みは
「自分はこんなふうに毎日一生同じところで働くのだろうか…」だった。
そうそう、僕も煉獄のような労働の日々が一生続くことを不安に思ったものだ。
今の若い世代の悩みは180度違う。
「自分はずっとこの職場で働き続けることが出来るのだろうか」
こんな世界になるなんて僕らは想像もしなかった。


ビリー・ジョエルのMY LIfe という歌を思い出す。
ニューヨークの日々が嫌になりカリフォルニアで暮らし始める男。

 

…今日もニュースデスク。
出勤してから夜まで何となく忙しく過ぎてしまう。
関西発のニュースは他局主催のアイスショーと連敗の続くオリックス戦。
気がつけば、そこそこ疲れている自分がいる。


今日の『内田樹の研究室』、タイトルは「なんとなくの効用」
http://blog.tatsuru.com/2010/04/04_1155.php
僕も“なんとなーく”始めた今の仕事が30年以上も続けられている。
賢者の教え、かつて『ストリーム』で小西克哉も同じような話をしていたのを記憶する。
内田さんの文章には力の抜けたゆるーい魅力がある。