2010/2/6 意味を持つのは結果ではない。

冬晴れ、ちらほらと雪が舞う。
風花舞う睦月の朝。
遅く起きたのでなんとなくジョギングをサボる。
こういう態度が人生を決めていくのだろうな、と思いつつ…。
釧路の休坂さんのブログを読んでからある音楽を思い出す。
旺文社の「ラジオ講座」のテーマ曲。
ブラームスの『大学祝典序曲』、あのころ、冬の早朝、眠い目をして聞いた音楽。
僕は何を目指して生きていたのだろう?

昔のラジオつながり。
こんなのも見つけた。


『走れ歌謡曲』文化放送。
僕は東海ラジオで聞いていた。
高校生のころ、この番組のテーマが聞こえてくるの、ああ、夜更かししちゃったあ、と
罪悪感か、達成感か、何とも言えない感覚だったなあ。

 

裏番組『歌うヘッドライト』TBS系列。
僕はCBCで聞いていたのだ。
日野自動車vsいすず自動車、という構図だったんだね。


…ニュースデスク。
宮古島では3人のディレクターが取材を続ける。
チームは黙祷、警察には家族が遺体と対面、警察も球団も発表は無し。
僕は鵜飼いの鵜匠になった気分。
何もしないのに気ばかりが疲れる。
現場の撤収は22時過ぎ。
長い勤務が終わる。
帰宅は23時半過ぎる。
風が強く寒い。


…iPhoneの文字のタイピング。
せっかく打った長目のメールをタッチパネルのどこかを触って消してしまった。
イライラしながらも少しずつ上達するというのもいいものです。
携帯電話のキータッチだって最初はこんなものだったよ。


…1月に何をしたか?
・ヒロが左目強膜炎になる。
・アメーバ腸炎の薬でダメージを受ける。
・映画『牛の鈴音』『海角七号』『カティンの森』を観る。
・DVD『悲しいボーイフレンド』『ミスティックリバー』『ゆれる』
 『茄子 スーツケースの渡り鳥』を観る。
・本『ゴールデンスランバー』『逃れの街』『友よ静かに瞑れ』『タルトタタンの夢』
  『千年の祈り』『旧友は春に帰る』を読む。
・大河ドラマ『龍馬伝』を見始める。
・マッカラン友の会2009を開催、久々にマッカラン18年を飲む。
・ジャズライブReunion of The Trio@wildbunchを聞く。
・iPhone導入(a.u.からSoftbankに乗り換える)
出張、登山、旅行など外泊はなし。
仕事はルーティンのニュースデスクのみ。
新しいことはiPhone以外になし。
沈滞してるなと思う。


ちなみに4年前の06年にも同じようなリストを挙げている。
3月から4月にかけて記憶に残ったこと。


・軽井沢へカーリングの日本選手権を自腹で観に行く。
・松本で「松本ホテル花月」と居酒屋「山女や」をおおいに気に入る。
・雨スポが終了、打ち上げをする。
・随筆集「妻の肖像」に感動する。
・米国アナハイムでWBCを観戦する。
・7th Ining Cafeを取材、編集する。
・博多でアイリッシュバーに遊ぶ。
・世界クロカンでカナダ人コメンタリーPJ.Wongと仕事をした。
・壁湯温泉のぬる湯で和んだ。
・映画「かもめ食堂」を観て、山中湖のカーリングで人生を学んだ。
・本格的なアイリッシュパブに行った。(東京恵比寿)
・Bravo!の加地の編集を手伝った。
・フリークライミング初体験し、腕に乳酸が溜まった。
・サクラ咲く北山公園をピクニック。
・ノートパソコンPISMOの死(のちに復活)とサドル盗難。
・東京へ出張、競泳を初めて取材する。
・Bravo! 諸見里しのぶの編集を手伝う。
・黒川温泉に連泊した。


同じ年の5月。


・久々に映画を一日2本観た。(「ホテルルワンダ」「リトルランナー」)
・マウンテンバイクを乗れるように再整備した。
・ボクシングの試合を生で観た。
・筒美京平のCDボックスを購入。(他にはカーラ・ボノフ、アヴィシャイ・コーエン)
・Bravo! 野洲高校編とボクシング編の仕上げを手伝う。
・バタフライ 山本貴司の取材をする。
・横山秀夫の文庫本をいっき読みする。
・BLUENOTE TOKYO でアヴィシャイ・コーエンのライブを聴く。
・究極のぬる湯 下部温泉「源泉館」に泊まる。
・ラ・プティットバンドのバッハ集のコンサートに行く。
・秋田屋、名酒センター、大井競馬、築地、のフルコース満喫。
・箱根湯本の「かっぱ天国」で和む。
・カーリング公式戦デビューで勝利。
・雨スポ大阪スタッフ「白頭園」にて打ち上げの宴。


フットワークは常に軽くしておこう。
そのためには外出や他人とコンタクトを面倒がらないこと。
僕らの年齢は沈滞しがちだと思う。
同じ世代でも当然のようにバイタルな人もいるし、もっと沈滞してる人もいる。
自腹で軽井沢までカーリングの日本選手権を見に行ったりしたよなあ。
今月、眼鏡堂さんやカメラのトヨマツもバンクーバーへ行くらしい。
自分は老いぼれてるよなあと思う。
単に費用の問題ではないのだ。
最終的に成果がともなわなくとも新しいことをやった方がやらないより人生は楽しい。
星野道夫さんも書いている。
「結果が思惑通りにならなくとも、そこで過ごした時間は確実に存在する。
 そして、最後に意味を持つのは結果ではなく、過ぎていったかけがえのないその時間である」
宝くじは買わないと当たらないのだ、そして、当たらなくても構わないのだ。


…skyAでWリーグのJOMO対シャンソンの中継をちらりと見る。
前から気になっていた美人選手、シャンソンの藤吉沙緒里選手をチェック。
試合前に長めの1ショットインタビューがあった。
武庫川女子大出身の田代知代(トヨタ)といい女子バスケのレベルも高いです。
トヨタ自動車(田代)vsシャンソン(藤吉)が生で観たい。
(スポーツ的には大神vs矢野でしょうが)
目下のモチベーションです。
不純な動機ですが…。

 

藤吉佐緒里選手(シャンソン)
   

 

田代知世選手(トヨタ自動車)