今朝も寒いが六甲がくっきりと見える。
もう走っても大丈夫と思うのだが寒さに怖じ気づいたのか手術を理由にサボる。
こんな澄んだ冬晴れの朝に海辺へ行かないのはもったいない。
香櫨園浜を毎日リポートしているブログには夙川の河口が凍った写真が載っている。
明日は走ろう。
今朝の食卓、ご飯、味噌汁、れんご鯛、セリの練り胡麻和え、茶碗蒸し。
茶碗蒸し、椎茸は極楽寺でいただいたものではありません。
あれは立派なので丸ごと焼いてお醤油を少しだけたらして食しましょう。
いただいた芹、今朝は練り胡麻和えにしてもらいました。
甘い練り胡麻のなかにも清冽な味が立ってます。
れんご鯛は以前に骨がのどに刺さって痛い目にあってから苦手な魚。
鯛って骨が硬くて凶暴なんですよね。
で、慎重に身をせせって、ご飯にのっけて即席の鯛ごはんにしてみました。
今朝の『カーネーション』
喫茶店でほっしゃん。と川崎亜沙美が話をするシーンがあった。
二人とも生粋の泉州弁の使い手、キャラの濃さも、これぞ岸和田、なのだ。
それにしても川崎亜沙美は演技が達者、というか顔力(かおぢから)がある。
彼女に会ったのは2005年暮れ、『雨スポ』の美女アスリート特番だった。
当時は女子プロレスラー、演出ではなかったが手伝いで紹介VTRを作った記憶がある。
まだオグシオも売り出し中の頃だった。
早朝からスタジオ入り。
湾岸の朝の風景が美しい。
雨スポ特番の収録で美女アスリートをずらりと集めての打合せ。
中でもバドミントンの潮田&小椋は違ってたなあ。
まだ、性格が良さそうだし、もともとの素材がいいですね。
前にスタジオに来た時より垢抜けていた。
素直に成長して欲しいものです。
次に意外とプロレスラーの亜沙美という娘が美人でした。 (2005/12/26)
そうそう、関西ノリで弾けてた彼女はルックスも悪くなかったのだ。
ついでに2005年暮れの日記を読み返してしまう。
「ジョニー・デーモンがヤンキース移籍!」なんてニュースをWEBから引いている。
日記に髭を剃ってGMと握手する愚か者ジョニーの写真が添付されている。
フィギュアスケートのグランプリファイナルのことも書いている。
15歳の浅田真央がノーミスの女王スルツカヤを破って優勝した。
録画して観たGPファイナル。
最後に登場した浅田真央には一種オーラがあった。
そして演技を観て、鳥肌が立ち、目頭が熱くなる。
まるでフィクション映画のラストシーンのようだった。
GPファイナル初出場の15歳。
女王スルツカヤがノーミスの演技をしたにもかかわらず
追いつかれるどころかフリーの檜舞台でさらに突き放した。
そして、ぶっちぎりの優勝。
しかし、この少女にはトリノ五輪に出場する資格がない。
この背景が物語にちょっとしたスパイスを添える。
悲劇のはずだが、浅田真央の天真爛漫さがそれを感じさせない。
いとも簡単にトリプルアクセルを決めた。
その気になれば3-3のトリプルアクセルのコンビネーション、
さらに4回転も可能だという。
大舞台でもまったく動じない天性のスケーティング。
何の力も入れず、まさに滑るような滑り、である。
フランスの新聞「レキップ」に
「あのスルヤ・ボナリー(フランス)が嫉妬で顔色を変えるようなトリプルアクセル。
引退したボナリーはこのジャンプを跳ぶことが夢だった。
この日本の少女は12歳のときに世界で初めて3×3×3のジャンプを
成功させてしまったのだから。」
(ボナリーは瞬発力のあるフランスの黒人スケーター、ジャンプが得意な選手だった)
(2005/12/18)
このときキム・ヨナ陣営は電卓をたたいて虎視眈々とバンクーバーでの女王戴冠を狙っていた。
そして、精神的に追い込まれ精彩を失っていた17歳の安藤美姫はその後ニコライとの愛を育み復活を遂げる。
わずか6年前なのに歴史が読み取れる。
当時、ボクの体重が69.70キロだ。
今より5キロ軽い。
歴史は重いでんなあ。
『カーネーション』の話から逸れた。
逸れたついでに今日のほっしゃん。のつぶやきで笑ったのをひとつ。
今、昼食で入ったお蕎麦屋さんで店のおばちゃんに、
宛名が店と、おばちゃんの2枚サインを頼まれてん。
で、まずおばちゃんのサインを書きながら「日付けどうします?」言うたら
「1955年の1月4日で。」「えっ?」「私の誕生日なの。いい?」
………いや、俺の歴史が変わってくるから!(笑)
ほっしゃん(北村)vs オノマチ(糸子)のツイートバトルも新作がアップされてました。
尾野真千子の記者会見の様子を見てると糸子と同化してる感じがする。
これまでの映画やドラマのイメージとは180度違う。
たぶん糸子が素なんでしょう。
「豆投げたろか、ぷよねこ!」
言われてみたい。
…さて、バックトゥー 日常。
運動不足なので甲子園まで4キロ歩く。
病院でリハビリしてから仕事へと思ったが時間がかかりそうなのでリハビリをサボる。
ららぽーと甲子園の「無印良品」で半額シャツと半額セーターを買う。
似合うかどうかは二の次、着たいなと思ったものを買うことにしている。
メールでヒロがまた靴下を買ったと知る。
70%オフ、だからといって8足。
きみはタコか? とベタな突っ込み。
彼女は安くなったものを買うとすこぶる機嫌がいい。
安いモノではない。
安くなったモノというのがポイント。
ららぽーとのタリーズで30分ほど読書。
最近お気に入りの読書空間。
そんな時間があるならリハビリしろって?
中村安希『Be フラット』を読了。
充実した読書だった。
この本についてはまた書きたい。
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…内田樹氏(もう先生ではない)が連続ツイートしていた。
ともだちに対する若者の本音についての話。
ツイートをまとめて整えると以下のようになる。
毎日新聞の学生編集コーナーの取材がありました。面白かったです。
どうして『Onepiece』が読まれるんでしょう?という質問に
「みんな友だちがいないからじゃないですか」と身も蓋もないことを言ってしまいました。
高橋源一郎さんが書いてましたけど、「誰にも言えない私の秘密」というお題で
作文を書いてもらったところ、学生さんたちの40%が
「友だちのふりをしているけれど、ほんとは好きじゃない」が「絶対に口にできない秘密」
だったそうです。あら~。
「友だちであること」と「友だちのふりをしている」ことって、ぜんぜん違うでしょ?
その表情とか、声とか・・・違っちゃいません?
いまの人たちって、それ一緒なの?
いや、僕もときどき「感じのいい人のふり」をすることはありますけれど
(「どこが!」「うっせえよ。あるんだよ」)、
「友だちのふり」をすることはありません。というかできません。
むずかしいと思うよ。
だから、たぶんみんなもできてないんだと思います。
「こいつはオレがほんとはこいつのことがキライなのに、
友だちのふりをしていることに気づいていないんだよな。
おまえそんな甘い生き方してると、そのうち落とし穴に落ちるぞ
(落ちても、助けてやんねえけどな、ケケッ)」
とみんなお互いに思っているでしょうね・・・
トイレでひとりで弁当食うやつって「友だちがいないこと」よりも、
「友だちがいないやつだと人に思われること」で苦しんでいるわけですからね。
ああ、なんだかすごく気の毒になってきちゃったです。
ネット上に飛び交うあの攻撃的な罵詈雑言はふだんの生活で
「キライなやつに友だち面しているストレス」をリリースしているからなのかも知れないですね。
これを読んでの僕の所感。
僕ら(現在50代)に比べ今の若い人たちの方が友人との密着度が高いような気がしている。
若者は、俺たちベストフレンドだもんな、とか、私の親友の○○さんは、とかを照れずに言える。
比べて僕らはシャイだった。
個人差もあるけれど、僕自身、あいつは親友だから、という物言いはしたことがない。
若い人の親愛表現が大げさなのは欧米の影響なのかもしれないけど、ちょっと過剰だと感じていた。
内田氏のこのツイートでその裏を見たような思い。
僕も「感じのいい人のふり」をすることはある。(あるんです!)
けれど「友だちのふりをしているけれど、ほんとは好きじゃない」という感情は抱いたことがない。
仕事の関係で「いっしょに仕事をしているけれど、ほんとは好きじゃない」は普通にありますが。
そういう奴は最初から友だちだと思っていないので仕事以外ではつきあうこともない。
僕にはわからない。
大半が「ほんとは好きじゃないのに友だちのふりをしている」だって?
若い人はどうしてそんな面倒なことをするのか?
ネットの攻撃的な罵詈雑言がそのストレス解消だとしたら、
そんな二面性を発露することに何の意味があるのか?
今話題の小島慶子さんもこの内田発言をリツイートしていた。
ふむふむ RT @levinassien: ああ、なんだかすごく気の毒になってきちゃったです。
ネット上に飛び交うあの攻撃的な罵詈雑言はふだんの生活で
「キライなやつに友だち面しているストレス」をリリースしているからなのかも知れないですね。
ふむふむ。